内容説明
ディスることに発揮される創造性?本音と建前が交錯する、わりきれない言葉とコミュニケーションに、言語研究者らが挑む。
目次
序論 日本(語)でイン/ポライトネス研究が必要な理由
1 善意なのか悪意なのか(ママ友の対立場面におけるイン/ポライトネス分析―感情と品行のフェイスワーク;バラエティ番組における毒舌トーク―擬似インポライトネスの観点から;身体の政治・ジェンダー・イン/ポライトネス)
回顧と展望(気配りから見るイン/ポライトネス研究)
2 イン/ポライトネスの宝庫・文学(意地を張りあう人びと―『明暗』におけるイン/ポライトネス;悪態をつく人びと―シェイクスピア時代のコメディを分析する;ポライトネス理論と文学研究をつなぐ―志賀直哉「灰色の月」の「無愛想」の戦略)
著者等紹介
滝浦真人[タキウラマサト]
放送大学教養学部・大学院文化科学研究科教授
椎名美智[シイナミチ]
法政大学文学部教授
阿部公彦[アベマサヒコ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授
大塚生子[オオツカセイコ]
大阪工業大学工学部講師
佐藤亜美[サトウアミ]
名古屋商科大学国際学部専任講師
福島佐江子[フクシマサエコ]
都留文科大学名誉教授
柳田亮吾[ヤナギダリョウゴ]
実践女子大学文学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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