文学研究の扉をひらく―基礎と発展

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784823411366
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1091

目次

第1部 研究へのアプローチ(事実と虚構―ほんとうの事のように読ませる技術 志賀直哉「晩秋」;描写と比喩―レトリックの挑戦 宮沢賢治「小岩井農場」;作家研究の方法―なぜ作家を問題にするのか? 徳田秋聲『縮図』;同時代評、批評の役割―作品を位置づける 中村光夫『風俗小説論』、柄谷行人『日本近代文学の起源』;生成と校異―テキストは変容する 織田作之助「人情噺」;テクストの外に出る―境界への疑い 松浦理英子『裏ヴァージョン』;口絵・挿絵―もうひとつの〈本文〉 尾崎紅葉「多情多恨」;インターテクスチュアリティとアダプテーション―言説のネットワーク 大岡昇平『武蔵野夫人』;掲載媒体―メディアの中の文学、メディアとしての文学 室生犀星「性に眼覚める頃」;検閲―テキストの傷痕 江戸川乱歩「悪夢」(のち「芋虫」))
第2部 批評理論を用いた分析(ナラトロジー―どのように語られているかという問い 太宰治「饗応夫人」;読書行為論―コミュニケーションの空白を読む 芥川龍之介「開化の殺人」;ポストコロニアリズム―翻訳という植民地 中野重治「雨の降る品川駅」;ジェンダーとクィア―女性ならではの文学を疑う 田村俊子「女作者」;文化研究―カルチュラル・スタディーズの冒険 高橋源一郎「ダン吉の戦争」)

著者等紹介

石川巧[イシカワタクミ]
立教大学。専門は日本近代文学・出版文化研究

飯田祐子[イイダユウコ]
名古屋大学。専門は日本近現代文学・ジェンダー批評

金子明雄[カネコアキオ]
立教大学。専門は日本近現代文学・物語論・文学理論

日比嘉高[ヒビヨシタカ]
名古屋大学。専門は日本近現代文学・移民文学・出版文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たろーたん

2
文学を研究することの意味。現実と虚構の境界に身を晒す読書行為を通じて、自分が様々な支配や抑圧を受けていること、偏見や先入観でものを見ていたことが自覚できる。当たり前を疑い、この世界に生きていることの意味や目的を問い直すことができるようになる。そして、もう一つ、良いと思った言葉で、ロシア・フォルマリズムの理論家ヴィクトル・シクロフスキーの「手法としての芸術」で、「芸術は、人が生の感触を取り戻すために存在する。それは人に様々な事物をあるがままに、堅いものを「堅いもの」として感じさせるために存在する。(続)2024/03/15

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