目次
1 基礎となる理論(人類の進化論的視点に立った言語観;言語学習に大きな影響を与える言語理論;動機づけにかかわる理論)
2 実証的研究(学習ストラテジーの認識にかかわる研究;動機づけにかかわる研究)
3 実践指導と指導モデル(学習ストラテジーの実践指導;学習ストラテジーと動機づけを重視した指導;令和の時代に求められる言語教育)
著者等紹介
大和隆介[ヤマトリュウスケ]
石川県生まれ。1982年上智大学文学部英文学科卒業。1991年インディアナ大学大学院(ブルーミントン校)修士課程修了(MA:言語学)。中学・高校で12年間教鞭を執った後、北陸大学専任講師、岐阜大学准教授を経て2007年より京都産業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシ
16
お仕事本。ガッツリの専門書なのでオススメしません。Ⅰ部は言語の習得と学習に関する理論、Ⅱ部は学習ストラテジーの習得および動機誘発をねらった言語教育の実践と検証が詳述されます。第2言語習得理論は実地経験もあるので、まあ理解できますが、第1言語習得理論はほとんど神経科学や認知科学の領域なので難しい。私は母語習得に関しては言語学者より神経学者や認知科学者の考え方の方が受け入れやすいです。CALLAモデルを知れたのが一番の収穫。私が不勉強なだけで有名なモデルなのかなぁ。うちらの業界では聞いたことないなぁ。2025/01/12