内容説明
「人の心の中やどき、だれかて、蛇の一匹ぐらい飼うてますわなあ」夫婦、姑嫁、母娘、姉妹…密かに抱く、それぞれの記憶。
著者等紹介
水田まり［ミズタマリ］
１９４６年、三重県伊勢市生まれ。金城学院短期大学卒業。神戸新聞文芸小説部門４回入選。２００４年上半期文學界同人誌奨励賞。２００５年第３回アングラ文學賞。同人雑誌「勢陽文芸」所属。三重県志摩市在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おーこ
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ミステリーじみた作品から、淡い恋愛もの、少し不思議な感覚を呼び起こす作品まで、様々なジャンルの短編集でした。この作者の作品は初めて読むし、作者も存じ上げませんでしたが、淡々と話が進むところ、郷土の方言で紡ぐ会話や昔の日本の風景・生き方に見られる優しい雰囲気は嫌いではないです。特に「沙羅」という作品が好きです。2013/03/09
