内容説明
20世紀の怪事件。ライフルとダイナマイトを抱え、人質をとり、篭城した殺人犯は、警察とマスコミを相手に、民族差別を訴えたが…!?彼が犯行に及んだ本当の理由はなにか、仮釈放後、韓国でまた犯罪をくりかえしたのはなぜか、事件の全貌が今、明らかになる。
目次
偶然から始まった寸又峡往訪と真相発掘
苦難の生い立ち
許しがたい差別発言
寸又峡事件は起きなかった!
二月二十日
二月二十一日
説得の第一歩
マスコミ戦争の始まり
過熱する取材
中身の濃い“遺書”〔ほか〕
著者等紹介
阿部基治[アベモトハル]
本名は岡本一正(おかもとかずまさ)。東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒。人事労務担当者としてのサラリーマン時代から二足のワラジをはき、放送台本の執筆、テレビドラマの主題歌の作詞などを手がける。人生五十年を区切りに独立。人事コンサルタントと執筆活動の仕事に従事して現在に至る。日本放送作家協会会員、山本祐司氏主宰「ルパン文芸」会員、日経連東京経協 経営労務コンサルタント
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