内容説明
図書館好きの映画選び。本屋や図書館が登場する素敵な映画を観たらあなたも図書館へ行きたくなる。
目次
『四月物語』―桜吹雪をあびて本屋さんへ
『シティ・オブ・エンジェル』―実在の図書館を観る
『マチルダ』―図書館で知識と知力を得る
『ユー・ガット・メール』―大きい本屋と小さい本屋
『私家版』―カード目録を引く
『アイ・ラブ・トラブル』―新聞を閲覧する
『パリでかくれんぼ』―専門図書館
『フィラデルフィア』―緑のライトと法律図書館
『君は僕をスキになる』―日本映画の女性図書館員
『ジョー・ブラックをよろしく』―個人の家の書斎〔ほか〕
著者等紹介
飯島朋子[イイジマトモコ]
1943年5月17日東京生まれ。東京学芸大学卒業後、一橋大学附属図書館勤務。日本図書館協会会員、大学図書館問題研究会会員、日本ブロンテ協会会員、日本ギャスケル協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
107
映画に出てきた図書館や本屋についての映画評論集です。わたしも映画は大好きで年間100本以上は見るのですが、こんなにあるとは思いませんでした。50の映画について書かれています。50の中で約30本は見ているのですが懐かしいものや忘れてしまったものなどがあり、このような観点からまとめてみるのも面白いと感じました。2015/10/04
ゆかーん
47
マニアックな本だと思って楽しみに読み始めたら…。本屋や図書館が出てくる映画をただ紹介しているだけの本でした。もっと、本屋や図書館の裏話とかが書いてあるのかと期待したのですが、単純に映画の感想の様な感じになってしまっていたのが残念です。まあ、『耳をすませば』が入っていただけでも良しとしなければいけないのかもしれませんが…。2015/11/09
ぶんこ
44
凄い知識量に感嘆していたら、図書館映画メーリングリストがあって、そこからも情報を得ているようでした。 映画の内容はサラッとなので、あっという間に読めてしまいます。 図書館サービスとして驚いたのが、遠隔地の兵士への郵送サービス、傷病兵への配達サービス。 ベトナムにまで郵送したのでしょうか。 凄いですね。 2015/09/24
ユウユウ
33
紹介されている映画の中では、『ユー・ガット・メール』や『ショーシャンクの空に』『美女と野獣』の図書室や本屋のイメージが好き。『マチルダ』や『ジョー・ブラックをよろしく』『小説家を見つけたら』『シンプル・プラン』は映画を観てみたくなりました。それにしても本のある空間ってなんて素敵なんだろう。2018/11/02
がいむ
23
タイトルにうきうきして図書館借り。岩井監督の「四月物語」からだったし。でも、内容は思っていた感じとはだいぶ違った・・・。多くの文献で調べたレポートみたいで、個人的な思い入れっていうのは少ないのね。ジブリの映画にはそういえばよく出てくるんだなあ。あと当然ながら学生が主役だとちょこちょこ登場するんですね。映画のタイトル、映画関連の文献はたくさん出ています。2013/04/08
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