内容説明
「実に自分だけが自分の友であり、自分だけが自分の敵である」。インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』にはそう書かれています。マハトマ・ガンディーはこの書に感銘を受ける一方、武力より多くの勇気と忍耐を必要とする「真理と非暴力」の運動を推し進めました。この聖典は一名「ヨーガの教典」と言われ、本書ではヨーガの根本教典『ヨーガ・スートラ』等と対比し、詳述しました。ヨーガ実修の本命は凝念・静慮・三昧と言われますが、それは石ころも黄金も同じように見る、成功も失敗も、また愛憎もすべて平等に見る、そのための修練であると記されています。
-
- 和書
- OD版 幼幼家則