内容説明
本書は、アイヌの織物をいろいろと取り上げるというのではなく、一つは―アイヌ人が南の方ボルネオ島あたりの古モンゴロイドにつながる縄文人であるらしいこと、について、いま一つは―今までよく分からなかった編布や真田織をアイヌの織物との関係で明らかにしながら、縄文人の織物について新しい展望を示した、ものです。
目次
1章 アイヌの織物(アイヌのキナ織とアンギンと真田織;アイヌのエムシアツと編布;カッペタ考―アイヌの織物と八丈島サナダ織)
2章 縄文人(アイヌ人・琉球人と、ボルネオ島ダヤーク族;縄文人の織物)
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