出版社内容情報
人が会社を育てるのか? それとも、会社が人を育てるのか? ソニー、松下、富士通のケースを検証して、人材育成の重要性を訴える。人が会社を育てるのか? それとも、会社が人を育てるのか?
「ただただ『企業ファースト』が貫かれる、容赦のない時代を許していいものか。個人の才能を活かすことで発展・成長してきた企業の時代から、個人を使い捨てることで何とか生き延びようとする企業を『許す』時代にしてはならない。……企業にしろ国家にしろ、すべての組織は新しい時代、新しい社会を生きるには、それに相応しい人材育成にかかる手間暇、必要なコストを惜しまないことである。」(「エピローグ」より)
第1章 既卒の就活生から見える企業が求める人材
第2章 新卒の就活生が見た企業の求める人材
第3章 日本企業が社員に「希望」を与えた時代
第4章 会社が変わるとき、個人がもっとも尊重される
第5章 個人の目的と会社の目的
第6章 社員が「コスト」と見なされる時代
第7章 社員は、企業の「所有物」なのか
立石 泰則[タテイシ ヤスノリ]
ノンフィクション作家、ジャーナリスト
1950年、福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者や週刊誌記者を経て、1988年独立。
92年に『覇者の誤算─日米コンピュータ戦争の40年』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を、2000年に『魔術師─三原脩を西鉄ライオンズ』(文藝春秋)で99年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞する。
著書に、『ソニーと松下』(講談社)、『さよなら! 僕らのソニー』(文春新書)など多数。
内容説明
就活生のインタビューに始まり、ソニー、松下電器(現パナソニック)、富士通を検証して人材育成の重要性を訴える。
目次
第1章 既卒の就活生から見える企業が求める人材
第2章 新卒の就活生が見た企業の求める人材
第3章 日本企業が社員に「希望」を与えた時代
第4章 会社が変わるとき、個人がもっとも尊重される
第5章 個人の目的と会社の目的
第6章 社員が「コスト」と見なされる時代
第7章 社員は、企業の「所有物」なのか
エピローグ
著者等紹介
立石泰則[タテイシヤスノリ]
ノンフィクション作家、ジャーナリスト。1950年、福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者や週刊誌記者を経て、1988年独立。92年に『覇者の誤算―日米コンピュータ戦争の40年』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を受賞。2000年に『魔術師―三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)で99年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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