出版社内容情報
ロングセラー『どろぼうがっこう』のつづきのお話。愉快な競技やあきす音頭と、楽しい大運動会でしたが、とつぜん邪魔が入って……。
内容説明
ひさしぶりに開かれた、どろぼうがっこうの大運動会。「ドルばこリレー」「ニセさつわたし」「ぎゃくどろけい」…ゆかいな競技が、つぎつぎとおこなわれました。午前のさいごは、村の人たちと踊る「あきす音頭」。しかし、お昼休みに、おもわぬ事件がおこります!4歳から。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926年福井県武生に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年会社を退社した後は、児童文化と児童問題の研究のかたわら、テレビのニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動などに従事。また児童文化の研究者でもある。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、2011年越前市文化功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
157
どろぼうがっこう、読んだことがあるのに、記録がないと思ったら、2013年発行。慌てて図書館に。どろぼうという非合法な職業に学校があるという発想が面白い。大人視点ではどうであれ、子供が楽しめればいい。いつもの学校がいじめがあったり、お友達がいなくても、どろぼう学校にいけば、きっと楽しいことがあるかも。2014/07/22
keroppi
68
40年振りに描かれたどろぼう学校のお話だそうだ。どろぼうのオジサンたちが頑張って運動会をしている姿がなんとも微笑ましい。子供から見たら大人たちのこんな姿が楽しいだろうな。都合により中止になった「防犯カメラわなげゲーム」「刑事発見ゲーム」等の午後の競技も見てみたかった。2022/08/20
HIRO1970
65
⭐️⭐️⭐️子供の幼稚園で読みました。2016/06/18
つくよみ
56
図書館本:年に一度の、どろぼうがっこうの大運動会。楽しみにしていた村人達も、朝早くから観戦に集まってきて・・・って、どろぼうなのに大人気。義賊の卵だからか?くまさか校長先生の挨拶から始まった運動会。やっていることは爽やかだけど、顔はちっとも爽やかでない面々が、なんとも怪しい競技の数々でその技を競い合う。競技じゃないけど、応援歌、空き巣音頭、校歌の歌詞が、なんともいえない面白さ♪そんな楽しい運動会に、ひっそりと忍び寄る影一つ・・・果たして、運動会の勝敗の行方は?出来れば、午後の競技も見てみたかった。2013/11/11
yomineko
54
面白過ぎるシリーズ。読み友様からのご紹介本です📚これは金目銀目のみみずくから聞いたお話だそうです🦉無事出所した生徒達による運動会!偽札を見つける偽札リレー(笑)などなどで楽しみ、最後は村人も一緒に「空き巣音頭」を踊るって(笑)が、休憩時間にお弁当が盗まれる!犯人は「アレ・カッポレ」なにそれ(笑)手際の良さを褒められて生徒として仲間入り!泥棒は絶対駄目だけど一度は入学してみたい学校ですね🏫2024/06/08