人生の失敗―転んでもタダじゃ起きない

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822817732
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『通販生活』の人気連載『人生の失敗』の中から、誰もが興味を惹かれる人を厳選し書籍化。これからの生き方がポジティブになる一冊。『通販生活』(カタログハウス)の人気連載『人生の失敗』の中から、誰もが興味を惹かれる人を厳選し書籍化。それぞれの方の人生のおもしろさが、経験豊富な溝口さんのインタビューで引き出され、人生で失敗があっても負けない気持ちにさせてくれます。読んだあと、これからの自分の生き方がポジティブになる一冊です。

◆三井 環(元大阪高等検察庁・公安部長)

脇は甘かったと言えますが、別に失敗したとは思っていません。死ぬときに「ああ、楽しい人生だった」と思えれば、それでいい。



◆伊波洋一(前宜野湾市長・現参議院議員)

当選できなかったこと自体は、失敗だと思いますが、知事選出馬は、沖縄にとっても私にとってもよかったと思います。



◆後藤政志(元原子炉格納容器設計技術者)

福島第一原発の事故が起きて、いても立ってもいられなくなった。黙っていたら必ず後悔すると思い、表に出て発言し始めたんです。



◆島田洋七(漫才師)

ばあちゃんの影響で、おれ、失敗しても、まず笑う。失敗って喜劇やし、喜劇と悲劇は背中合わせやから何が起きても笑う。



◆平松邦夫(元大阪市長)

私のやり方は間違ってなかったと思いますが、派手さという点では、橋下さんと比べられるとおよびませんでしたね。



◆ガッツ石松(元プロボクシング世界チャンピオン)

私が人とちょっと違ったのは、転んでもただでは起きなかったことですかね。負けの中で何かを自分の糧にしていたんです。



◆仲雅美(歌手、俳優)

人生山あり谷ありと言うけど、山も楽しいし、谷も楽しい。貧しさにも恵まれたからこそ楽しいといえると思う。



◆鳩山友紀夫(元首相)

結果的に失敗しましたが、首相として米国に対等な関係を求めたのは当然のことだったと思います。



……

溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
1942年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。代表作にベストセラーの『暴力団』(新潮新書)や『食肉の帝王』(講談社)など。『食肉の帝王』では、「講談社ノンフィクション賞」「日本ジャーナリスト会議賞」「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」の3賞を同時受賞。『危険ドラッグ 半グレの闇稼業』(角川新書)『詐欺の帝王』(文春新書)など著書多数。

目次

島田洋七 漫才師―ばあちゃんの影響で、おれ、失敗しても、まず笑う。失敗って喜劇やし、喜劇と悲劇は背中合わせやから何が起きても笑う。
三井環 元大阪高等検察庁・公安部長―脇は甘かったと言えますが、別に失敗したとは思っていません。死ぬときに『ああ、楽しい人生だった』と思えれば、それでいい。
伊波洋一 元宜野湾市長、現参議院議員―当選できなかったこと自体は失敗だと思いますが、知事選出馬は、沖縄にとっても私にとってもよかったと思います。
後藤政志 元原子炉格納容器設計技術者―福島第一原発の事故が起きて、いても立ってもいられなくなった。黙っていたら必ず後悔すると思い、表に出て発言し始めたんです。
平松邦夫 元大阪市長―私のやり方は間違ってなかったと思いますが、派手さという点では、橋下さんと比べられると及びませんでしたね。
ガッツ石松 タレント、俳優、元プロボクシング世界チャンピオン―私が人とちょっと違ったのは、転んでもただでは起きなかったことですかね。負けの中で何かを自分の糧にしていたんです。
仲雅美 歌手、俳優―人生山あり谷ありと言うけど、山も楽しいし、谷も楽しい。貧しさにも恵まれたからこそ楽しいといえると思う。
水谷洋一 西宮冷蔵社長―雪印食品「牛肉偽装」を告発した現代のドン・キホーテ。
鳩山友紀夫 元首相、東アジア共同体研究所理事長―結果的に失敗しましたが、首相として米国に対等な関係を求めたのは当然のことだったと思います。
寺脇研 映画評論家、元文部科学省大臣官房広報調整官―ゆとり教育が批判されて私は国賊と言われたけど、部下たちは支持してくれ、それが救いになりました。

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
1942(昭和17)年東京・浅草生まれ。川崎市高津区で育ち、1965年早稲田大学政治経済学部卒。出版社に入り、週・月刊誌の編集部に配属された。が、編集作業よりもっぱら記者活動に従事。3年足らずで退職、フリーランスになるが、途中7年あまり広告代理店の社員になり、PRを手掛けた。1980年退職、フリーに本格復帰して現在に至る。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。主として日本社会の暗部である暴力団や新宗教に焦点をしぼってジャーナリスト活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緑のたぬき

0
読んだの忘れてた。本としてはそれだけ印象が薄い。個々の人物の失敗談から学ぶというより、いろんな業界人のインタビュー本といった印象。2020/12/09

trazom

0
「失敗しても、転んでもタダじゃ起きない」存在として、島田洋八、三井環、伊波洋一、後藤政志、平松邦夫、ガッツ石松、仲雅美、水谷洋一、鳩山友紀夫、寺脇研の十名とのインタビューが一冊の本になっているが、深い感動はない。失敗の背景にある義憤や信念より、失敗した後の繰り言を聞かされているようで、あまり気持ちがいいものではない。その繰り言が、自分自身への反省というより、社会への恨み節のように聞こえるのは、余り愉快なものではない。2017/07/28

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