出版社内容情報
このままでは国民全体が未曾有の被害を受けることになりかねない安倍政治。その「重要政策(戦争法・TPP・原発)」を徹底分析!
2016年夏の参院選、そして次期総選挙(同日選か?)で争点となる安倍政治の「重要政策(アベノミクス・戦争法・TPP・原発)」ごとに徹底分析! 対米追随で好戦的な“戦争屋アベ政治”が国民の生命財産を脅かす日本最大のリスクであり、このままでは国民全体が未曾有の被害を受ける事態(一億総玉砕状態)を招きかねないと指摘。安倍政治がテロの危険性を招いていることから、明らかにしていきます。
はじめに──“一億総玉砕”の危機迫る日本
第1章 後藤健二氏人質事件と原発テロのリスク
“見殺し”にした安倍晋三首相
中東での勇ましい??安倍首相発言?≠?分析する古賀茂明氏
“戦争屋”安倍首相にとって目障りな存在だった後藤健二氏
原発テロリスク第一位は日本
原発テロ対策(軍事訓練)を公開する米国
原発大国・フランスにも原発テロリスク
人質事件で日本政府はゴールデンタイム逃した
第2章 “外交的談合結着”でも改善しない日韓関係
安倍首相と橋下徹前大阪市長の共通性
橋下市長の慰安婦肯定発言と安倍首相のキーセンハウス発言
安倍首相とNHK籾井会長も瓜二つ
第3章 “一億総玉砕”のアベノミクス
株価暴落(年金巨額損失)のリスクにアベノミクス“一億総玉砕”
亡国の経済政策
原発再稼働の嘘(国富流出の主原因は円安)
中東諸国の“貢君”に日本人を貶めたアベノミクス
“経済的反日”の安倍政権(中国との貿易収支も赤字に転落)
大企業・富裕層優先から里山資本主義への移行
アベノミクスの“実験”は失敗に終わった
第4章 農村壊滅・医療崩壊を招くTPP
小泉進次郎氏は“客寄せパンダ”になったのか
“小泉進次郎劇場”による国民騙し
日本の近未来図は「TPPのひな型・米韓FTA」締結の韓国
第5章 戦争法(安保関連法)で“戦費破産”
アメリカ国防予算を肩代わりする戦争法(安保関連法)
一機二〇〇億円のオスプレイを買う??上客?≠フ安倍政権
軍事基地拡大でアメリカに貢献する安倍政権
佐賀の乱は、政府の言いなり知事への怒りが原動力だ
政府の言いなりになるばかり
ハレーションが生じた報復的措置
打撃を受けた軍事基地拡大の安倍政権
“佐賀の乱”の立役者の秀島敏行佐賀市長
逆転負けで安倍首相の怒り爆発
佐賀の乱は安倍政権瓦解の序曲へ
第6章 家庭内“野党”の昭恵夫人──脱原発と原発再稼働
昭恵夫人を飲んだくれに? 聞く耳持たない安倍首相
安倍総理の足下の山口県が上関原発推進へ
原発推進の安倍政権の正体
安倍首相の説得を宣言した昭恵夫人
脱原発依存・自然エネルギー拡大では意気投合
福島原発事故を学んだ小泉元首相
国民の命と安全を脅かす安倍首相
第7章 被災者を苦しめる「アベ土建政治」
1 巨大防潮堤みちのく対決“昭恵夫人 対 小泉進次郎”
「期待するのは夫ではなくて若者」
『美しい国へ』と正反対のコンクリート漬けの現実
巨大防潮堤検証集会で見直しを呼びかけ
見せかけの住民合意で防潮堤建設
見直し案をつぶした小泉進次郎氏の“大罪”
2 アベ土建政治の産物「工事費高騰」に苦しむ被災者
見直されない巨大防潮堤建設
「三陸自動車道」もハード偏重の二大復興事業
工事費高騰に苦しむ岩手県大槌町の被災者
ゴーストタウンに巨大防潮堤と高速道路が近未来図の陸前高田市
3 河川政策も住民軽視のアベ土建政治
悪名高き「スーパー堤防」が復活
4 鬼怒川水害は人災、国民より建設業者と地主優先
自衛隊海外派兵には熱心、国内の水害リスクには無頓着
5 地元山口でもアベ土建政治
肺ガン患者の“部下”も酷使
肺ガン患者を擁立した安倍首相
第8章 沖縄と“利権屋”がうごめく辺野古新基地建設
島尻安伊子沖縄担当大臣は沖縄バラマキ振興策の旗振り役
前沖縄県知事と谷垣禎一幹事長が一兆円バラマキで意気投合
辺野古埋立の砂利権は「東開発」の仲泊会長がキーマン
無批判に拡大するムダな公共事業
砂利権をめぐる本土業者の動き
原発と辺野古を股にかける本土の砂利権
【著者紹介】
1957年、山口県生まれ。東京工業大学卒。
奄美大島の入植グループが右翼に襲撃された事件を描いた『漂流者たちの楽園』で、1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞を受賞。その後、政官業の癒着、公共事業見直し、族議員など国会議員ウォッチングを続け、安倍政権に対する地方の反乱といえる滋賀県知事選、沖縄県知事選、佐賀県知事選などの選挙も取材。安保法制の国会審議に影響を与えるとみられた山形市長選もフォローした。
記事の掲載媒体は「日刊ゲンダイ」「週刊SPA!」「週刊金曜日」「フライデー」「選択」「世界」「ZAITEN」「政経東北」「IWJ」など。
著作に『トヨタの正体』『政治が歪める公共事業』『所沢ダイオキシン報道』『クレジットサラ金列島で闘う人びと』『テレビと政治』『暴走を続ける公共事業』など。
内容説明
アメリカ追随で好戦的な“アベ土建政治”が国民の生命財産を脅かす!永田町でもっとも嫌われるジャーナリストのアポナシ突撃取材!
目次
第1章 後藤健二氏人質事件と原発テロのリスク
第2章 “外交的談合結着”でも改善しない日韓関係
第3章 “一億総玉砕”のアベノミクス
第4章 農村壊滅・医療崩壊を招くTPP
第5章 戦争法(安保関連法)で“戦費破産”
第6章 家庭内“野党”の昭恵夫人―脱原発と原発再稼働
第7章 被災者を苦しめる「アベ土建政治」
第8章 “利権屋”がうごめく沖縄・辺野古新基地建設
著者等紹介
横田一[ヨコタハジメ]
1957年、山口県生まれ。東京工業大学卒。奄美大島の入植グループが右翼に襲撃された事件を描いた『漂流者たちの楽園』(朝日新聞社)で、1990年ノンフィクション朝日ジャーナル大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。