内容説明
事故死した叔父の後を強引に継がされてM16のスパイとして大活躍してしまった14歳の少年、アレックス・ライダー。スパイなんてこりごりと決めていたのに、またもや任務を押しつけられる。相次ぐ実力者たちの謎の死。その鍵を握る、雪山にたたずむ私立学校『ポイントブランク』。そこに潜入したアレックスは、世にも不思議で恐ろしい計画を目にする…。大好評のシリーズ第2弾。
著者等紹介
ホロヴィッツ,アンソニー[ホロヴィッツ,アンソニー][Horowitz,Anthony]
1955年生まれ。“アレックス・ライダー”シリーズのほか、“Power of Five”シリーズなど次々とヒット作を生み出している、今、イギリスで最も人気のある児童図書作家の一人。現在、北ロンドンに家族と住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
111
麻薬売人の派手な捕物シーン、他人への成りすまし訓練と遭遇したお嬢さまとの恋愛ニアミス、そして悪の巣窟への潜入捜査と脱出、再び巣窟への襲撃と囚われの子達の救出と敵たちとの戦いと殲滅。更に意外な敵との戦いと頭から尻尾までぎっしりと餡子が詰まったエンタメ小説。14歳でスパイという身分を偽り、時には非情な判断を下す稼業に就いたアレックスがいつまでその実直さを保てるのか。道具のように扱う上司もあしらうことで大人の世界の汚さも見せるこの作品はある意味思春期の少年少女達の、大人への通過儀礼の意味もあるかもしれない。2020/05/21
ゆーぼー
14
表向きは不良少年の矯正施設に見えるポイント・ブランク・アカデミーだが、実態はとんでもない場所だった。 預かった子供達を、洗脳するのかと思いきや、目論見は世界征服だった。 アレックスのSOS発信にも、MI6の対応は鈍い。 絶体絶命の窮地に陥るアレックスだが、それが彼の本領を発揮する、大荒れの展開が面白い。2020/10/25
akubi@中四国読メの会参加中
8
ドラマを観てからの読み始めたシリーズ。ワクワクする。でもドラマを思い出しながら読みすすめた。次はどんな冒険だろう。2021/01/12
しーまま
6
ストームブレイカーを読んだら、続きも読みたくなったので。荒木飛呂彦の挿し絵もいいよねー。2013/04/21
駒
4
ぬー。ホロヴィッツ大好きです。大人向けなのは全部読んでます。でもこれはハマれなかった。3巻には手が出ないかも…。2023/12/21