内容説明
朝鮮総聯幹部の娘として生まれ帰還事業で3人の兄が北朝鮮に渡ったドキュメンタリー映画監督ヤン・ヨンヒ。佐高信がきく「地上の楽園」北朝鮮の知られざる内実。
目次
那1章 ピョンヤンに生きる(オッパの死に目にあえない;映画「ディア・ピョンヤン」のショック;総聯のおっちゃんと酒飲みたい ほか)
第2章 そして人々は「楽園」に渡った(資本主義に毒された帰国者;煽られた「地上の楽園」;在日を追い払いたかった日本 ほか)
第3章 コリアン・メイド・イン・ジャパン(同じ時間に生きているのに;ソナ、もうひとりの私;あたしらと変わらんちゃいますか? ほか)
著者等紹介
梁英姫[ヤンヨンヒ]
大阪府大阪市生まれ。“在日”コリアン2世。東京の朝鮮大学校を卒業後、教師、劇団女優、ラジオパーソナリティ、アジアを中心としたドキュメンタリー映像作家を経て映画監督に。ドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」(2005)は、ベルリン国際映画祭アジア最優秀映画賞、サンダンス映画祭審査員特別賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞など数々の世界的な映画祭で大絶賛される
佐高信[サタカマコト]
山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、郷里の高校教師、経済誌の編集長を経て、評論家となる。「社畜」という言葉で日本の企業社会の病理を露わにし、会社・経営者批評で一つの分野を築く。経済にとどまらず、憲法、教育など現代日本について辛口の評論を続ける。(株)金曜日代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
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鈴木律
尾原道場