内容説明
誰も教えてくれなかった、配当金を計画的に増やす3ステップ。絶対手に入れたい!持っているだけで利益が増える!「増配銘柄」の探し方。こんな時代にぴったりの“守りの資産形成術”。一度ハマると“配当沼”から抜け出せなくなる!?
目次
第1章 半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法
第2章 3万円⇒12万円⇒100万円 配当金を計画的に増やす3ステップ
第3章 「配当株」を買うベストのタイミングとは?
第4章 一生持ち続けることができる王道の配当銘柄
第5章 「1株当たり利益」で優良銘柄を見抜く!
第6章 持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方
第7章 配当太郎が注目する15銘柄の「今後」を診断!
著者等紹介
配当太郎[ハイトウタロウ]
投資家。学生時代に株式投資を始め、リーマン・ショックを経て、配当株投資に目覚める。大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。Twitterのフォロワーは7万5000人超。毎日、配当株投資に関する情報を発信している。本書が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
175
高配当株について書かれた1冊。 やはり資産運用においてはインデックス投資より高配当の株を見つけて運用する方がいいなと思った。 私も少し始めてるがまだまだ道は長いなと思いながら読んだ。 キヤノン、東京海上、トヨタ、ソフトバンクが気になった。2023/02/12
ぶ~よん
76
来年から始まる新NISAの枠をどうするか思案中に、高配当株が気になり読了。今まで通りインデックス投資一択でも正解かと思うが、市場が停滞したときに得られる配当金は有り難く感じるだろう。本書は、初心者が買うべき銘柄や、EPSとかPERなどの抑えておくべき用語が丁寧に解説された本である。なお、紹介銘柄は全て国内のもの。個人的見解としても、NISA制度で米国の税金が免除されない米国株は、特定口座でやるべきかな。株式投資は長期保有が原則、勝つことよりも負けないことが重要というような、地に足が着いた投資法が学べる。2023/02/08
Willie the Wildcat
60
Cathyなタイトルに惑わされ、思わず手に取った一冊。「王道の配当銘柄」選定基準や「注目15銘柄」に、サプライズ無し。各章末の「配当コラム」は、基礎知識+Hints & Tpsもカバー。一方、”売るvs.増やす”永続投資におけるリスクや投資信託との差異に触れておらず、少々誤解を招くかもしれないと感じる。加えて、EPSは企業側でも重要なビジネス指標の1つではあるが、決算書などの財務基礎情報に触れていないのも気になる。表題は少々著者の熱い思いを込め過ぎかもしれませんね。2023/09/29
ニッポニア
46
配当生活するということ。以下メモ。リーマンショックに翻弄されても、配当株投資の底力を認識できる。配当は、株価や市場の動向に影響されない。長い目で見ると言う覚悟が決めれば、やがて利益を享受できる日がやってくる。日本企業の還元意識は年を追って高まっている。配当株投資の1番のリスクは途中で止めてしまうこと。最低限度の生活防衛資金の他は全て株の購入に当てる位の気構えで。株式市場の価格変動に対する鈍感力をつける。株、不動産は売るものではなく増やすもの。地盤固めができたら成長株にも投資できる。2025/04/21
よしたけ
46
日本の大型高配当株に投資して安定的な配当を得ようというコンセプト。参入障壁が高いビジネスにおける首位もしくは2位企業への投資を推奨しつつ、四季報等の情報を通じて配当実施前の有望企業への投資や、基本的な高配当の考え方は4%とされる中2%配当株も将来増配を見込んだ投資も一考とする。基本に忠実な安定投資といった印象で、初心者が学ぶには適していると思う。他方、価格下落や買い増しの基準としては自らの取得単価を指標にあげる等、主観に頼る記述もあり、今一歩論理性に欠けるところも見受けられた。2024/04/15