日本(ジャポン)、ぼくが愛するその理由(わけ)は

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822807399
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0095

内容説明

本書には日本への熱い想いがあふれている。日本社会の理不尽さをも知りつくした、社会学者で日本専門家の著者が語る、彼を魅了してやまない日本の人びとの懐の深さと「やさしさ」。私たちがどこかに置いてきてしまった大切なもの。からだが心でいっぱいになるラブレター。

目次

プロローグ 文化の違いを超えて
1章 マルコ・ポーロがチパンゴと呼んだ国
2章 北に彷徨い落ち着く
3章 永谷のおばあさんと幸せの家
4章 打ち明けられた苦悩
5章 まるい地球に夕日が沈む
エピローグ ギョウザの哲学

著者等紹介

サブレ,ジャン=フランソワ[サブレ,ジャンフランソワ][Sabouret,Jean‐Francois]
1946年、フランスのベリー地方に生まれる。フランス国立科学研究庁(CNRS)研究員。パリ人間科学会館(MSH)内アジアネットワーク代表。1990年CNRS日本支部を開設、1996年まで所長。同期間に国営ラジオ、フランス・アンテールの日本特派員も兼任

鎌田愛[カマタアイ]
1970年、東京生まれ。東京学芸大学教育学部音楽科卒業。1997年、トゥールーズ第2大学大学院音楽学部修士課程修了。2002年、パリ第5大学大学院教育学部修士課程(DEA)修了。同大学院博士課程中退。現在パリ在住。アジアネットワーク勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shishi

8
[A-]日本を研究しているフランスの社会学者のエッセイ。前半は経験的に、後半は理論的に日本を考える。とても詩情がありおしゃれな文章で、さすがフランス人!といったかんじ。西洋の人が見る日本と、日本人が見る日本には当然違いがあって、日本人であるぼくにとっての当り前が日本の独自性として評価されている箇所なんかを読んで、意外に思った。そういう発見が多い本。二つの文化の狭間に生きる人の心情吐露として読んでも、とても参考になる。異なる文化に身を置くことで得られるものは大きいけれど、それなりの覚悟が必要、ということ。2012/03/02

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