2010年自然エネルギー宣言

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  • サイズ A5判/ページ数 100p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822800406
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0036

内容説明

日本でも自然エネルギーの普及を目指す動きが一段と活発になってきました。しかし、「コストが高い」「供給が不安定」といった自然エネルギーに対する古典的な見方がまだ根強く、これらを払拭して大胆な政策を進めていく必要があります。日本がもたつく間に、先行するドイツがさらに大胆な政策を打ち出しています。この春から、新しい「自然エネルギー促進法」を施行したのです。ドイツの新法は、現在は2パーセント以下にとどまっている電力分野の自然エネルギーによる発電量の比率を、2005年までに5パーセント、2010年までに10パーセントに引き上げるという大胆な目標を実現させるのが狙いです。欧州連合(EU)の目指す自然エネルギー供給の倍増政策にも調和しています。ドイツのこうした積極的な政策は、「グリーンゴールドラッシュ」と呼ばれる社会現象がきっかけになりました。わずか10年前には影も形もなかったドイツの風力発電産業やその周辺事業が活況を呈しているだけでなく、グリーン電力などの全く新しいビジネスが広がりつつあります。日本でも、「グリーンゴールドラッシュ」の大きな風を巻き起こし、経済と環境とを高い次元で統合させるために、「2010年自然エネルギー10パーセント戦略」という、政治的に高い目標を立てなければなりません。本書は、その扉を開いてくれることでしょう。

目次

第1章 2010年自然エネルギー10パーセント戦略
第2章 導入拡大のための政策ツール
第3章 普及拡大の技術課題
第4章 初期導入のキャンペーン
補章 資料

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