内容説明
満洲移民は栄光の中で始められ、悲劇の中で幕を閉じた。なぜ満洲は建国され、なぜ崩壊したのか?日本人の歴史に度々現れる得意技「歴史の化学的変化」の深奥を探る。
目次
第1章 満洲移民前史
第2章 日露戦争と満洲
第3章 空白地となった満洲
第4章 人口過剰と満洲移民
第5章 悲運をもたらした「天才」と「奇才」
第6章 まとめ―満洲国の崩壊
著者等紹介
吉田忠雄[ヨシダタダオ]
明治大学名誉教授。大正15年、新潟市生まれ。明治大学政経学部、同大学院修了。明治大学講師、助教授をへて、昭和40年以降教授。平成9年定年退職。宮崎産業経営大学教授となり、平成13年定年退職。その間、明治大学政治経済学部長、日本人口学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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