内容説明
目からウロコの日本人論・日本文化論。
目次
1 日本語と日本人の世界(日本人の言語行動と日本語;日本人の社会認識と日本語;日本語の社会学―現代言語変化の一断面;「甘え」の言語学―「言語文化」を比較する;日本人の言語意識―その二面性;表現行動の心理―敬語・態度・行為)
2 言語研究の分野と姿勢(言語文化論の構想―日本人の意識と表現 序説;言語学における“人間”;佐久間鼎博士の学問と人間像)
著者等紹介
芳賀綏[ハガヤスシ]
1928年生まれ。1953年東京大学文学部卒業。1957年以後、東洋大学・藤女子大学・法政大学助教授、東京工業大学教授、旧西独ルール大学客員教授、静岡県立大学教授を歴任。その間、千葉大・成城大・駒沢大・ICU・東京外語大・慶応大・上智大・聖心女子大・神戸大・玉川大・麗澤大講師、NHK部外解説委員などを兼任。言語の構造分析から出発、以後の講義・著作を通じ、言語と社会心理・政治風土にわたり日本人・日本文化を論究する学際領域を一貫して追求した。現在、東京工業大学名誉教授。NHK「視点・論点」「ラジオ深夜便」、放送大学FM特別講義などに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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