内容説明
本書は、青少年育成アドバイザーとして家族の間題、青少年の相談の相手になりながら、非行に走った若者との触れ合い、登校拒否の児童・生徒の交流が中心テーマである。個々の事例を紹介しながら、どこの家庭でも抱えている問題を提起した。表に出ない社会の裏側の問題であり、それは地道な活動である。個々の問題の対応ケースは、親にとって子育ての指針になるだろう。具体的な事例、事実だから読む人に説得力があった。親と子の関係はどうあるべきか、知恵遅れの若者や障害児・障害者に愛情を注いできた事例が随所に紹介されている。
目次
小さな万引き
仲間に入れて
夏休みの中学生
お父さんの職場
年寄りっ子は宝物
お彼岸とおはぎ
真実の心
この仕事大好きだから
心に残る一言
読書が好き〔ほか〕
著者等紹介
阿部凉子[アベリョウコ]
1939年、中蒲原郡茨曾根村東萱場(現、白根市東萱場)に生まれる。三条市PTA連合会副会長、三条市青少年指導委員、三条青年会議所理事、三条市ボランティア連絡協議会理事を歴任。現在、保護司、労働省女性少年室協助員、勤労青少年福祉推進者、総理府青少年育成アドバイザー、三条市青少年育成市民会議副会長、三条市社会教育協会会長。日本カウンセリング学会会員、日本家族カウンセリング協会会員として、家族間の問題の相談にあたっている。趣味の日本画で、絵画団体「創美会」副会長、三条市美術連盟理事を務め、三条市美術展無鑑査。新潟県美術展、芸展、アークベル展入選。佐渡美術ビエンナーレ展企業奨励賞。号、虹雲、凉泉。1987年8月より、地元日刊紙「三条新聞」に、コラム「花の絵日記」を連載。海外研修で、西ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、中国、タイ、韓国を訪問。女性問題、青少年問題、社会教育、文化、福祉等の各方面について調査・研修を行う
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