内容説明
“歴史は勝者の手で作られる”とはいえ、明治維新の“捏造”は目にあまる。福沢諭吉が自覚無しに、如何に信じられないような愚論を展開し、愚行を行なったかを明らかにする。
目次
序章 日本の近代化の起点―問題の所在
第１章 ジョン万次郎と福沢諭吉
第２章 吉田松陰と井伊直弼
第３章 徳川慶喜と西郷隆盛
終章 近代日本の精神文化―塙保己一と伊藤博文
付論 平塚らいてうと成瀬仁蔵
著者等紹介
河村望［カワムラノゾム］
１９３１年東京生まれ。１９５４年東京大学文学部卒業、東京都立大学教授、東京女子大学教授を経て、東京都立大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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