ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 彼女は水草に抱かれ

ハヤカワ・ミステリ文庫
彼女は水草に抱かれ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151715020
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

女性弁護士キャスは、旧友から依頼され、アンバーという女性が代理母となる件を扱うことになる。そのアンバーが子供の引き渡し直後に決意を翻し、子供を連れて姿を消した。ところが、怒りに震えるキャスのもとに、アンバーが遺体で発見されたという知らせが届く。マスコミの取材合戦が続くなか、キャスは子供の売買を仲介する悪徳弁護士と見なされていく。汚名を晴らし、消えた子供を探すため、キャスは真実を追うが…。

著者等紹介

ウィート,キャロリン[Wheat,Carolyn]
オハイオ生まれ。ニューヨークで弁護士として働くかたわらミステリを書きはじめ、1983年、ブルックリンの女性弁護士キャス・ジェイムスンを主人公としたシリーズ第1作Dear Man’s Thoughtsでデビュー。同書はアメリカ探偵作家クラブ賞にノミネートされ、ミステリ作家として華やかなスタートを切った。第4作にあたる『いま一度の賭け』(ハヤカワ・ミステリ文庫)は、再びアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞の候補となり、“プロ意識と感情の間で揺れ動くヒロインの心情が巧みに描かれている”と書評子の絶賛を浴びた。同シリーズは第6作Sworn to Defend(1998)まで書き継がれている

堀内静子[ホリウチシズコ]
明治学院大学大学院卒。英米文学翻訳家。訳書『24人のビリー・ミリガン』キイス、『汚れた守護天使』コディ、『ラム氏のたくらみ』ブラウン(以上早川書房刊)他多数
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