内容説明
江戸時代の日本人の生活世界を、具体的で普遍的な人間の生活世界として見事に描く5つの人形浄瑠璃―1つの世界を5つの局面としてとらえ紹介する新たな試み。
目次
序章 物語りと語り物
第1章 菅原伝授手習鑑
第2章 義経千本桜
第3章 仮名手本忠臣蔵
第4章 伊賀越道中双六
第5章 妹背山婦女庭訓
終章 国民と国家―貨幣と言語
著者等紹介
河村望[カワムラノゾム]
1931年東京生まれ。1954年東京大学文学部卒業、東京都立大学教授、東京女子大学教授を経て、現在、東京都立大学名誉教授
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