内容説明
ウッドロー・ウィルソンからリチャード・ニクソンまで、60年間、10代の大統領の政策へ直接的な影響を与え、アメリカ合衆国史上もっとも有名で、もっとも偉大なジャーナリストと呼ばれるウォルター・リップマン。その生涯をリップマン自身の膨大な発言からたどる、アメリカ現代史の生きた資料。
目次
第1章 ハーバード大学時代
第2章 「ニュー・リパブリック」、第一次大戦、『世論』
第3章 「ワールド」紙、『道徳論序章』
第4章 ニューディール、『善き社会』
第5章 『アメリカの外交政策』と政治宣伝・工作の危険について
第6章 冷戦、『大衆の行動原理』
第7章 市民権運動、自由ジャーナリズムの信条
第8章 ジョンソンへの不信感、断絶、ワシントンを去る