内容説明
本書では、法規がタイでの日本企業ビジネスに与える現実の影響を見るために、立法の内容やなぜそのような条文になっているのかについて日本、ドイツ等の法文比較等を行い、制度的背景においてタイの立法者の考え方を推測するとともに、タイ政府、現地企業等関係者の行動スタイルから法文の使われ方を検討する。
目次
タイ・ビジネスと行政訴訟のかかわり
行政裁判所と「法の支配」
行政裁判所法の内容
行政訴訟を起こせる者
6種類の行政訴訟
取消訴訟
作為を求める訴訟とタイで認められない行政訴訟
情報公開法と作為を求める訴訟
不当な行為・義務に関する訴訟と公務員の不当行為責任法
行政契約を巡る訴訟〔ほか〕
著者等紹介
鈴木康二[スズキコウジ]
1952年栃木県生まれ、東北大学法学部卒、1974年日本輸出入銀行入行、ジャカルタ駐在、JICA長期派遣専門家としてカザフスタン駐在、国際協力銀行開発金融研究所主任研究員、2002年4月より立命館アジア太平洋大学国際ビジネス学科教授、中小企業総合事業団海外投資アドバイザー、中央大学大学院国際経済学科客員教授兼務
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