内容説明
本書は、Webサイトの企画から設計、デザイン・レイアウト、管理・運用などについて、それに関わる一般の担当者が基礎知識としてぜひとも知っておくべき項目を分類・整理し、1ページ1項目の形式で200のルール・定石として解説したものである。取り上げる項目の選択にあたっては、次の2つの目的に役立つ内容となることを念頭に置いた。まず、実際にWebサイトを構築・運用する人にとって、レイアウトやデザイン上の注意すべきポイントを理解しやすく、日々の仕事の参考になること。そして、外部の専門業者に委託して作成する人にとっては、専門業者の提案する企画・設計の善し悪しを判断したり、構築されたWebサイトの完成度をチェックしたり、運用体制を評価するなど、最低限押さえるべきポイントを知るために役に立つ内容となることである。その結果、掲載する項目は、Webサイト作成の基本ポイントにはじまり、Webページの視覚的なデザインの勘所、利用者を引き付けて何度も訪問してもらうための設計テクニック、そして各種運用基準やセキュリティといったWebサイトの維持管理の基本まで、非常に多岐にわたるものになった。
目次
第1章 Webサイト作成の基本ポイント
第2章 効果的なデザイン・レイアウトテクニック
第3章 効果的なカラーテクニック
第4章 掲載情報の表現テクニック
第5章 ユーザーが利用しやすい設計
第6章 ユーザーの心をつかむ演出
第7章 Webサイトの企画・設計
第8章 Webサイトの運用管理
著者等紹介
山崎紅[ヤマザキアカシ]
富士ゼロックス株式会社Document Solutions&Marketing Companyコンピテンシー開発部所属。入社後10年間は同社SE部に在籍し、主に製造業向けのドキュメントコンサルティングおよびナレッジマネジメントシステム提案・構築に従事。1998年に現在の人材開発部門へ異動、技術経験を活かしてコンピテンシーマネジメントに関わるWebシステム企画・設計やe‐Learning導入を主導する一方で、顧客提案活動経験から「デジタルプレゼン実践コース」を始めとするコミュニケーションスキル・ソリューションスキル強化のための社員教育プログラムを多数企画、自らも講師を務める。Microsoft Official Trainer、Microsoft Certified Associate、色彩コーディネーター、DiSCインストラクター資格などを保有
黒田聡[クロダサトシ]
1986年、株式会社情報システムエンジニアリング入社。以後、技術文書の企画・執筆・制作、デジタルコンテンツの企画・制作、デジタルコンテンツ関連情報システムの企画・設計に携わる。現在は専務取締役。構造化文書の作成や文書データの電子標準化の研究と実践を担当すると共に、Webサイトの企画やデータの標準化、文書作成環境に関するコンサルティングなども手がけている
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