内容説明
急に料理が得意になる方法。クックパッド320万品のレシピを見てきたから、手を抜いてもおいしくなるギリギリのラインがわかる。簡単すぎる68品。
目次
第1章 サラダをマスターすれば、料理が得意になる第1歩
第2章 和食もすべて大さじ1
第3章 スープは具材がいちばん自由
第4章 スパイスをちょっとかければ、まったく違う味が誕生する
第5章 絶対に失敗しないホワイトソースの作り方
第6章 これ1本だけで味が決まる調味料
第7章 揚げ物は最強の手抜き料理
著者等紹介
小竹貴子[コタケタカコ]
クックパッド株式会社コーポレートブランディング・編集担当本部長。1972年石川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。株式会社博報堂アイ・スタジオでWEBディレクターを経験後、2004年有限会社コイン(後のクックパッド株式会社)入社。広告主とユーザーのwin‐winを叶えた全く新しいレシピコンテストを生み出す。2006年編集部門長就任、2008年執行役就任。2010年、日経ウーマンオブザイヤー2011年受賞。2012年、クックパッド株式会社を退社、独立。2016年4月クックパッドに復職。また個人活動として料理教室なども開催している。シンプルでおいしく、しかも手順がとても簡単なレシピが大人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
49
“家庭料理は、「手抜き」と「味を求める」バランスで成り立っています。” 毎日のことだから、気負い過ぎたら続かないものね。著者はクックパッドを立ちあげたメンバーのひとりだそう。加える調味料の比率を同じにすると覚えやすいとあるけど、覚えやすいと美味しいは一緒なのかと軽く疑問を抱く。肉じゃがも親子丼も豚しょうが焼きも、しょうゆ、酒、みりん各1:1:1。使う材料で味わいが変わるということなのかな。次回からは好みで微調整だな。レシピ本というより解説書の趣き。揚げ物の油は1回使ったら処分、この潔さがなかなか持てない。2021/09/14
羽
15
説明の多い料理本。前半は料理の見映えを気にする人のためのような内容で挫折しかけましたが、後半はよかったです。紹介されたレシピの一覧が最後に載っています。唐揚げをする前の油で野菜の素揚げをし、揚げ浸しを作るというのはなかなかいい案。「南蛮漬け」や「クラムチャウダー」のようなハードルが高い料理も、意外に手作りできることがわかりました。「さわらの塩麹焼き」「手羽元のすし酢煮」「豚ロースのレモンソテー」は近々作ってみたいです。また、ローズマリーやミントも自宅で簡単に育てられるそうなので買ってこようと思います!2021/08/16
バニラ風味
13
料理の味付けは、覚えてしまえば案外簡単なもの。それは、サラダのドレッシングや、煮物などに応用できるそうで。読んでみると、なるほど!と作ってみたくなりました。掲載されているカラー写真が、また美味しそうなこと。後半のレシピも、簡単な工程のものばかり。やはり、「美味しい」と言ってもらえる料理を作りたいもの。とても勉強になりました。2022/03/20
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
10
料理本て写真だらけになるかテキストだけになるか両極端に走りがちですが、これは写真とテキストの割合が実に好みでした。が。タイトルに期待しすぎた。著者はかつて某料理研究家の著書を暗記できるまでに読み倒したおかげで料理上手になったとのことですが、残念ながらこの本には”とにかく丸暗記”というほどのものがなかった。2020/07/16
ヨハネス
8
クックパッドの人と知らず読んでしまった。クックパッドってごく普通の人(はっきり言ってド素人)による手抜き節約時短自慢ばかりでおいしくないと思ってた。しかし還暦が近いのに未だにレシピと首っぴきでしか作れないあたしって、、ド素人以下。これを読んだら、ついにあたしでもレシピなしで作れそうな気がしてきた。ポテサラは先にオイルだけしみ込ませるって信じられないんだけど、だまされたと思ってやってみようかなあ。だしの素必須なのもちょっと好みと違って困る。オイスターソース炒めには、ほかの塩分を入れないのにもびっくり。2020/08/10