内容説明
中3の由仁は脳の病気を抱えていて、あと3ヶ月の命。友達を悲しませないように、離れた町へ引っ越して孤独にすごしていた。でも、同級生の名良橋はあるきっかけから由仁を気にかけるようになり、クラスになじませようとする。もうすぐ転校すると嘘をつきながらも、名良橋に心を開く由仁。水族館ではしゃいだり、きらめく海辺を一緒に歩いたり。惹かれ合う二人は楽しい時を重ねるけれど、別れはまさかの瞬間に訪れて…。涙なしでは読めない感動作!!小学中級から。
著者等紹介
砂倉春待[サクラハルマチ]
大阪府出身。2011年より執筆をはじめる。2017年、姫亜。名義で『君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。』を執筆し、書籍化デビュー。『危ない隣人は消防士~一晩中、私を捕らえて離さない~』が、第8回野いちご大賞で部門賞を受賞。現在も小説投稿サイト「野いちご」で活動を続けている
三湊かおり[ミナトカオリ]
神奈川県出身。大学時代にイラスト活動を始める。2021年よりフリーのイラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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