世界でもっとも美しい量子物理の物語

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世界でもっとも美しい量子物理の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 496p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822285470
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0040

出版社内容情報

確率や統計で解釈される量子物理学のイメージを、ジョン・アップダイクの小説や1コマ漫画、詩、彫刻などで表現されたものをベースに、数式を使わずに、巧みに概説した科学史ストーリーです。『世界でもっとも』シリーズの4弾目です。
『世界でもっとも美しい10の科学実験』『世界でもっとも美しい10の物理方程式』『世界でもっとも正確な長さと重さの物語』の著者らが、量子物理について、哲学っぽいトリビア的な知識と物理学の深い知識を開陳します。
登場人物は、ニュートン、アップダイク、プランク、ボーア、アインシュタイン、パウリ、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、エディントン、ボーア、ベルなど。


はじめに

第1章 ニュートン的モーメント
Interlude 壮大な計画

第2章 ピクセル化された世界
Interlude マックス・プランク、量子を提案する

第3章 量子跳躍
Interlude ニールス・ボーア、量子跳躍を使って原子を説明する

第4章 ランダムさ
Interlude アインシュタイン、神がいかにサイコロ遊びをするかを示す

第5章 アイデンティティーの問題
――まだ落ちていない量子の靴の片方
Interlude ヴォルフガング・パウリと排他原理、サティエンドラ・ボースとボソン

第6章 サメとトラ
――二重性
Interlude エルヴィン・シュレーディンガーのマップ/ヴェルナー・ハイゼンベルクのマップ

第7章 不確定性
Interlude 不確定性原理

第8章 ずたずたになったリアリティ
――キュビスムと相補性
Interlude 相補性、客観性、二重スリット実験

第9章 だめだめ!
Interlude ジョン・ベルとベルの定理

第10章 シュレーディンガーの猫
Interlude 境界紛争

第11章 ウサギの穴
――並行宇宙へのあこがれ
Interlude 多元宇宙論

第12章 物理学を救う

結び――新しいモーメント

謝辞
訳者あとがき
クレジット
原注
索引


ロバート・P・クリース[ロバートピークリース]

アルフレッド・シャーフ・ゴールドハーバー[アルフレッドシャーフゴールドハーバー]

吉田 三知世[ヨシダミチヨ]

内容説明

量子物理を巡る科学史・カルチャー史ストーリー!!次々と現れる量子物理学の新しいイメージをほとんど数式なしで解釈する!

目次

ニュートン的モーメント
ピクセル化された世界
量子跳躍
ランダムさ
アイデンティティーの問題―まだ落ちていない量子の靴の片方
サメとトラ―二重性
不確定性
ずたずたになったリアリティ―キュビスムと相補性
だめだめ!
シュレーディンガーの猫
ウサギの穴―並行宇宙へのあこがれ
物理学を救う

著者等紹介

クリース,ロバート・P.[クリース,ロバートP.] [Crease,Robert P.]
ストーニーブルック大学(米ニューヨーク)の哲学科教授

ゴールドハーバー,アルフレッド・シャーフ[ゴールドハーバー,アルフレッドシャーフ] [Goldhaber,Alfred Scharff]
ストーニーブルック大学の物理学科教授

吉田三知世[ヨシダミチヨ]
京都市生まれ。京都大学理学部物理系卒業。英日・日英の翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

13
プリンキアにあるエレガントなニュートン的モーメントは250年ほど続いた。その基盤は相対性理論、量子論により打ち砕かれる。長い読書時間を要した、しかし、あとがきは明解、個人的解説は蛇足となる。付け加えるならクオンタム・リープ、この言葉は日本では亡くなられた出井さんの会社名のほか耳にすることはなかった。我が建築においても、ポストモダンは解体した。フルーツルーパリーに惑わされることなく、新たな現実と関わるモーメント(尺度の違い、不均質性、非連続性、不確定性、予測不可能性)。それは哲学というより新たな人間学だ。2023/11/07

ケニオミ

8
本書で量子物理を理解しようということ自体無理だったのかもしれません。タイトルが『The Quantum Moment: How Planck, Bohr, Einstein, and Heisenberg Taught Us to Love Uncertainty』ですので、私たちは不確定性(原理)をどのように受け入れるようになったかという意味かな。不確定性原理は量子物理の根幹をなすのかもしれませんが、それさえ分かれば量子物理を理解できるわけではないですよね。和訳タイトルに騙された?それとも私の早とちり?2017/04/20

河童

6
シュレーディンガーの猫の話がわかったようでわからないとかねてから思っていた私です。あくまでメタファーで量子的物理世界を古典的物理の尺度で説明しているからなのでは、とこの本を読んで感じました。まぁ、エヴェレットの平行世界にまで至りますとたとえ理論的に一貫性はあると言われても、死んだ猫と生きた猫が同時にしかも同じ場所にどうやって存在するのかと考えてしまう私は、やはり量子物理を全く理解していないんだと思ってしまいます。でもこの本読みやすくてよい。量子物理の哲学的な側面や文化的な影響についても触れていました。2019/06/28

DEE

6
難しいのは最初から分かっていたけど、それに加えてとても分かりにくかった。 最先端の学者でさえ理解できていないのだから仕方ないのだけど、この本は取りつく島もない感じだった。 量子力学と哲学や文化を同時に語ろうという趣旨なのだろうけど、いまいちそのメリットが感じられず残念。 そして疲れた…2018/02/09

takao

2
ふむ2021/07/06

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