内容説明
個人のものづくり、航空機の軽量化、人工臓器の製造、環境問題の解決まで。未来学者が明かす新たな「産業革命」の全貌、広く深く知る一冊!
目次
第1章 新たなる革命
第2章 3Dプリンターの技術
第3章 3Dプリンターメーカー
第4章 デジタル・マニュファクチャリング
第5章 パーソナルファブリケーション
第6章 3Dプリンターと環境問題
第7章 バイオプリンティング
第8章 「すばらしい新世界」は来るか?
著者等紹介
バーナット,クリストファー[バーナット,クリストファー] [Barnatt,Christopher]
未来学者。ノッティンガム大学ビジネススクール准教授。未来研究やコンピューターの未来像をテーマに執筆活動およびメディア活動を精力的に行っている
原雄司[ハラユウジ]
1966年東京生まれ。株式会社ケイズデザインラボ代表取締役社長。大手通信機メーカーの試作現場に就職。全型用3D CAD/CAMメーカーに転職し、開発責任者、子会社社長、IR担当などを経験。様々な分野での3Dデジタル活用を推進中
小林啓倫[コバヤシアキヒト]
経営コンサルタント。1973年東京都生まれ。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2003年に米マサチューセッツ州バブソン・カレッジにてMBAを取得。現在は国内コンサルティングファームに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林拓哉
1
3Dプリンターはうまく使えばいろいろできるだろうと思って読んだ本。 読んでみてどうもまだまだ伸びしろがある分野だとわかる。 問題はコストだろう。コストと材料の問題がクリアできれば、恐らく爆発する。 3dプリンターブームはもう一波きそうだな。 これ使って一度家建ててみたい。 CAD使って図面作れば、印刷ボタン一つで家が建っちゃう時代くるかなーーー。2016/10/29
MY Library
1
3Dプリンターの技術には、ものづくりだけでなく医療や食品など様々な分野を大きく変貌させる力を秘めている。日本よりも海外の方が圧倒的に進んでいる印象。2014/03/13
technohippy
0
3Dプリンタについて網羅的に全体像をつかむにはとてもいい本だった2015/04/29
稲
0
1980年代から発展を遂げた3Dプリンタが、ついに家庭にまで到達した。コンピュータの発展を彷彿とさせる現状に、胸躍る人は私だけではないはずだ。 ただ、多くの新技術が、脚光を浴び始めた頃には過剰な期待を受ける。本書も、最初はそのような出だしであり、「一種のフィクションとして捉えよう」と身構えさせた。 だが、一つ一つの事実は客観的であり、最後のまとめにおいては現在の世界情勢等も踏まえた未来予測により、「これは技術的に可能でも現実的ではない」と切り分けており、信頼に足る内容となっていた。ネオフィリアは読むべき。2014/03/16
Sean
0
3Dプリンターの出現で、一般人でも製造業を担えるのか、ということに関して考察した本。 ゆくゆくは食事のプリントアウトなども期待されるが、それにはもう少し化学の発展が必要だと思う。2014/03/08
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