世界一高い木

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822283636
  • NDC分類 936
  • Cコード C0040

内容説明

米カリフォルニア州のセコイア林で世界一高い木を探し当てた森林学研究者とクライマー2人を中心とした、森林探検家たちの人間模様と探検ストーリーのノンフィクション。

目次

第1部 真上のエデン(名無し;樹木の王国 ほか)
第2部 テルペリオン倒れる(落下;クレーター ほか)
第3部 迷宮への入り口(運命の糸;ホイッパー ほか)
第4部 ゼウスでのプロポーズ(失われた谷間;ウィンディゴ ほか)
第5部 樹冠の奥深くへ(ガレージ;アドベンチャーのファイア・ケーヴ ほか)

著者等紹介

プレストン,リチャード[プレストン,リチャード][Preston,Richard]
作家。1954年、マサチューセッツ州に生まれる。プリンストン大学で英文学の学位を取得。ジャーナリストとして活躍し、1994年に発表した『ホット・ゾーン』(飛鳥新社、のちに小学館文庫)は、エボラ・ウイルスの脅威を描いたノンフィクションで、世界的なベストセラーとなった。現在はニューヨーク市郊外に住んでいる

渡会圭子[ワタライケイコ]
翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

斑入り山吹

3
いまひとつ。作家が物語仕立てにしたんだけれど、その意味があったと思えない。実在する登場人物の生い立ちやらセックスやらを描くんですもの。だって本来の趣旨は、世界一高い木を探すこと、登ることに傾けた情熱でしょう?あとねぇ、どうやって木に登るか、そのテクニックが描かれているとおぼしき部分、あれがちっとも分からない。図解しても分かりにくいと思う。そういうややこしいところが多いからうんざりしてしまう。目の付け所は悪くはないが、本の作り方が間違った、と思った。ナショジオ(2009年10月号)の記事のほうが面白いかも。2011/03/25

qoop

2
巨樹の魅力に取り憑かれた人々の冒険譚。人類未踏の地はそんなところにあったのか...と素直に感激。樹上の生態系についてもっと読めるかと期待したのだが、人間ドラマ中心だったのは少し意外。また、木登り用ツールの形状や昇る姿勢、高木上の生態系など、見慣れない、聞き慣れない描写が多く、文章からだとイメージが湧き難かったのは残念。この辺りを写真やイラストでもう少しフォローしてくれれば有り難かった(ツールの写真等は公開し辛いのかな?)。2010/07/01

Gajip

1
友達が読んだと紹介してくれた本。巨木好きなので楽しみにして読んだが、半分は期待外れだった。 私が苦手なタイプの翻訳文章だし、登場人物の背景はあまり興味をそそられなかった。第4部になってようやく面白くなってきた。 世界一高い木が発見されるまでのノンフィクションだが、そのことよりも、樹冠に地上とは全く違う生態系があるということが知れて面白かった。 プランクトンやサンショウウオが居るなんて想像すらしてなかった。2024/04/03

takao

1
高さ115mを超えるセコイア発見まで2023/11/20

だんまり

1
最近出た絵本「セコイア」の関連本として読んだ。木に登る人々の情熱がすごい。ただ、はじめはなかなかその思いが強いのか、入り込めなかった。でも、絵本「セコイア」の詳細を知りたくて、辞書的に?読むと、所々すごいなあと思わされた。地球のすごさを感じるんだろうなあ。木に登る人は!2012/05/27

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