見て楽しむ量子物理学の世界―自然の奥底は不思議がいっぱい

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822283407
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0042

目次

第1章 自然の手品
第2章 量子力学の起源
第3章 確率と偶然
第4章 不思議な結びつき
第5章 見るものと見られるもの
第6章 大いなる論争
第7章 原子よりも小さな世界
第8章 究極の理論を求めて
第9章 量子力学を使いこなせ
第10章 量子情報の世紀

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

19
新カラマを読んでいると妙な宗教団体が登場し、大審問官の話を読むとキリスト教や仏教をまた知りたくなる。シュレディンガーが気に入っていた古代インドの宗教も気になる。と思っているうち、どうしても理解出来ない量子力学の本が、読みたくなった。この本はかなり図を用いて説明し、前半は判りやすい。シュレディンガーの波動関数が出て来るとやっぱり理解するのは難しい。読んでいると自然界の現象を物理学者達が悩んだ末発想したのが量子論の様に感じる。自然の現象こそが不可思議だ。この現象を肯定すれば、シュレディンガーの猫も理解できる。2016/01/29

roughfractus02

7
マクロイメージに固定された自分の直観的理解が変更しづらいと感じるのは量子論分野だ。その点、幼時に親しんだ動物、植物、宇宙等2次元からマクロな広がりを体験させた図鑑を思わせる本書は、読者の2次元イメージをミクロかつ多次元に更新するよう促す。実験室から宇宙へと誘う内容は、光や原子の干渉実験、光の二重性、波動関数と確率解釈、重ねあわせ原理、粒子干渉計、非局所性、量子絡み合い、EPR実験、量子力学の解釈問題、量子スピン、素粒子、光の量子論、ゲージ理論と対称性、ボーズ・アインシュタイン凝縮、量子情報等多岐にわたる。2018/12/16

イシザル

2
「道可道、非常道。名可名、非常名。」 運命は存在しない。

kojisec.

2
図書館で読了。量子物理学は余り知らなかったのだが、小難しい式が殆ど無く、図面も鮮やかな入門書でした。量子物理学の発想が応用されれば、将来量子コンピューターが実用化されて、従来のコンピューターの数億倍の計算が可能になるとか。それに伴い、セキュリティ等でよく使われている現在の暗号技術も進化していかなくてはならないだろう。2010/11/28

コウヘイ

0
デコヒーレンスなどの知らないかった言葉をしれた。2016/12/15

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