ソフトウエア開発―55の真実と10のウソ

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822281908
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

IEEE Software誌気鋭コラムニストが語るソフト開発で忘れてならない、ほんとうに大事なこと。デマルコ、ワインバーグ、ブルックス、ヨードン、ベーム、ガンマ…「名著」をめぐる旅で確信した真実。

目次

第1部 55の真実(プロジェクト管理;ライフサイクル;品質;研究)
第2部 5+5のウソ(プロジェクト管理;ライフサイクル;教育)

著者等紹介

山浦恒央[ヤマウラツネオ]
1954年生まれ。1977年、日立ソフトウェアエンジニアリングに入社、現在に至る。大阪大学基礎工学研究科情報数理系後期博士課程中退。1984年から1986年、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員。2001年から2004年、IEEE Software産業諮問委員会委員。2001年から、法政大学情報科学部講師(オペレーティング・システム)。ソフトウエア工学に興味を持ち、ソフトウエア検証技法、設計パラダイム、ソフトウエア・メトリクスなどを主な研究テーマとする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

7
図書館にて。原題はFacts and Fallciesで、邦題は真実とウソ。その翻訳でまちがいはないけれど、重要なニュアンスが落ちてる感あり。実相と謬見ではコトバがむつかしすぎるか。著者前書きには、単にFactsでなく、Frequency Forgotten Fundamental Facts(良く忘れちゃいがちな基本的なこと)だったとある(←長すぎて没になった)▲(プロジェクト失敗の二大原因は楽観的な見積もりと仕様未凍結というトラウマふるFactsに心乱され、今週は焦ってつまづいてしまった…)2019/07/27

subuta

2
ソフトウェア開発についての重要な問題は、既に語り尽くされているという印象を受けるほど、豊富な文献を挙げている。著者はアメリカで働いているようなので、文献も同国のものがほとんどだろう。こういった本を翻訳してくれるのはありがたいと思う一方、日本国内の開発を研究したような類書を見かけないのが残念だ。2020/05/10

まも

2
プログラマーの立場としては非常に耳に良い言葉が並べられていて、とても気分良く読めるのだが、さてこれを管理者にわからせようと思うと暗い気持ちになる・・・wなので、管理者のみなさまこそ是非読んで、ソフトウェアの開発はとても複雑でやり直しが必要で一筋縄ではいかないということを理解して貰いたい。いろんな著書や論文への参照が載っていて、最初に読む一冊としても良書。2012/04/15

yoshimatsu

0
会社の本棚から借りた。一番印象に残ったのが、真実29・問題を「基本モジュール」レベルまで詳細化できた時点で、設計フェーズからコーディング・フェーズへ移る。コーディングをする人と設計者が同一人物でない場合、「基本モジュール」の認識にズレが生じ、トラブルの元となる。 長いわ!と思わせておいてああそうだねと実感する話。難しい問題だわ。2016/05/22

ころすけ

0
見積もりあたりの真実は、職場の人にも読んでもらいたい。この本に書いてあるとおり、見積もりなんて大抵ろくな根拠がないんだから、それを死守しようするなんて馬鹿げてるし、それを管理だと勘違いしてるのは滑稽でもある。2015/07/14

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