ヤフーとその仲間たちのすごい研修―リーダーをつくれ!前代未聞の31人の冒険

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ヤフーとその仲間たちのすごい研修―リーダーをつくれ!前代未聞の31人の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822279110
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C0034

出版社内容情報

2014年5~10月に北海道・美瑛町で繰り広げられた、前代未聞のリーダー育成研修を追った一冊。

ヤフー、インテリジェンス、日本郵便、アサヒビール、電通北海道、美瑛町役場――。それぞれの組織の精鋭31人が、ある日、北海道・美瑛に集められた。
「この地域の抱える課題を解決するプロジェクトを提案せよ」。突如下ったミッションに、精鋭たちは混成チームで挑む。期限はわずか半年。背景も年齢も共通言語も異なるメンバーが、6つのグループに分かれて智恵を絞る。
研修の最中には、空中分解しかけるチームもあれば、高い結束力で課題に挑むチームもあった。個性豊かなメンバーたちは、どのように1つのゴールに向かっていったのか。

本書は、2014年5~10月に北海道・美瑛町で繰り広げられた、前代未聞のリーダー育成研修を追った一冊。誰もがリーダーになりたがらない時代に、どのようにして未来のリーダーを育てるのか。多くの企業で経営者や人事担当者は、こう頭を悩ませている。これまでのように外部に丸投げしても人は育たない。またダイバーシティ(多様性)の重要性が喧伝される中、単に女性や外国人の登用を増やしてもその果実は得られない。
では、いかに未来のリーダーは生まれるのか。導き出した答えが、この前代未聞の「すごい研修」だった。笑いあり、涙ありのドタバタ劇を通して、31人はガチンコで魂をぶつけ合い、成長を遂げる。
イシューの探し方からチームビルディングのコツまで・・・。これからマネジャーになる人や、まさに今、マネジャーとして現場で悩む人たちにも、たくさんの学びのヒントが宿っている。

【Chapter 1】企業に地域課題は解けるか? 前代未聞の異業種コラボレーション!
 〔Interview〕本間 浩輔(ヤフー ピープル・デベロップメント統括本部長)
 「ヤフーの平均は世の中の平均ではない」

【Chapter 2】イシューを探せ! 登る山の高さをまず決めよう
 〔Interview〕三崎 冨査雄(野村総合研究所 コンサルティング事業本部パートナー)
 「イシューとは、ゴールと現状のギャップ」

【Chapter 3】リーダーは誰だ? 混成部隊のチームビルディングとは
 〔Interview〕美濃 啓貴(インテリジェンス HITO本部本部長)
 「地域の課題解決で成功体験を手に入れよう」

【Chapter 4】本物の研修をつくれ! トレーニングよりラーニング
 〔Interview〕中原 淳(東京大学准教授)
 「内省を通して初めて大人は成長する」

【Chapter 5】その提案はワクワクするか? 現場の生声がチームを変える
 〔Interview〕浜田 哲(美瑛町町長)
 「美瑛を『世界遺産』にはしたくない」

【Chapter 6】そして、決戦の舞台へ! ほんのりビターな大団円

内容説明

前例なし!解答なし!予定調和なし!外部に丸投げしても人材は育たない。手作り、ガチンコの研修がリーダーを生む。背景も年齢も共通言語も違う精鋭31人が「丘の町・美瑛」を舞台にガチンコで魂をぶつけあった180日間の研修の軌跡。

目次

1 企業に地域課題は解けるか?前代未聞の異業種コラボレーション!
2 イシューを探せ!登る山の高さをまず決めよう
3 リーダーは誰だ?混成部隊のチームビルディングとは
4 本物の研修をつくれ!トレーニングよりラーニング
5 その提案はワクワクするか?現場の生声がチームを変える
6 そして、決戦の舞台へ!ほんのりビターな大団円

著者等紹介

篠原匡[シノハラタダシ]
1975年、東京生まれ。1999年慶応大学商学部卒業、日経BP社入社。日経ビジネス記者や日経ビジネスオンライン記者、日本ビジネスクロスメディア編集長を経て、2015年1月から日経ビジネスニューヨーク支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

49
社風や業種、そして年代の異なる集団による課題解決案対決。見所は過程に垣間見る”本気度”。手探り状態からの模索。切磋琢磨の末、互いの違いをズレから個性として活かし、結果に繋がる過程が見どころ。リーダーシップ論以上に、Crowdsourcingの在り方が頭に浮かぶ。一方、町長の話を聞けないなどの諸制約は、現代ビジネスでは当たり前。Agile思考で前に動かし結果に繋げる力量は、業界を超えた必須スキルではなかろうか。2016/03/21

けんとまん1007

15
ドキュメンタリーとして読んで、面白かった。参考になる点が、いくつもある。異業種交流という思いは、自分の経験もあって、頷ける視点。ダイバーシテイって、こういう風に捉えると、なるほどなあ~と思った。職場で、研修・教育に多少なりとも携わっているので、いかに、現場の生の声を拾うのか?、アフターの意識づけをどれだけ持ち続けるのか?を意識しているつもり。そして、同じカラーでない人たちとの接点をどう作るのか?本当の意味での内製化とは?などなど。馴染の言葉も、そうでないものもある。何かできるかも。2015/12/06

YJ

7
かなり面白い。イシュー。チームビルディング。2017/01/10

oyasan

4
地域課題解決プロジェクト。異業種交流+研修→美瑛町の解決策を町長に提案。わずか5か月でえられた結果結論とは・・・。この本読み方いろいろできるなぁって思う。別に研修限定でなく、いろんな場面での示唆に富んでいるなあって。けど、本にするためにちょっとうまくまとめ過ぎ? ほんとは、もっとグループ崩壊とか、どろどろした部分があっただろうな。そういう部分も知りたかったし、美瑛町役場の人たちがどうだったのか話を聞いてみたくなった。2015/09/26

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/08/16

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