旗手たちのアリア 経営者編

電子版価格
¥1,650
  • 電書あり

旗手たちのアリア 経営者編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822279035
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

リーダーを目指す人に捧ぐ
「日経ビジネス」が紡いだ経営者20人の
ビジネスノンフィクション

日経ビジネスの名物人物記コラム「旗手たちのアリア」。激動の時代に輝く人々の半生を綴ったこの連載の中でも、選りすぐりの20本を「経営者編」として1冊にまとめました。

本書に登場するのは日本を率いるリーダーたち。レストラン運営・俺の社長(元ブックオフコーポレーション会長)の坂本孝氏やローソン社長の玉塚元一氏、三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋氏、ライフネット生命保険会長の出口治明氏など20人。

カリスマとの対峙や骨肉の争い、仲間の造反、死の覚悟……。その半生を紐解けば、想像を絶する苦悩と覚悟が垣間見えます。それでも溢れんばかりの情熱と憤怒、悲しみを胸に秘め、人々を束ねて信じた道へ突き進む。これまで描かれることのなかったリーダーたちの過酷な半生と素顔、その根底に宿る「過剰」なほどの情熱を浮き彫りにしました。

【登場人物】

俺の社長、元ブックオフコーポレーション会長 坂本 孝
ローソン社長 玉塚 元一
三越伊勢丹ホールディングス社長 大西 洋
山崎製パン社長 飯島 延浩
ジヤトコ前社長、現・日産自動車専務 秦 孝之
マツモトキヨシホールディングス会長 松本 南海雄
ライフコーポレーション会長 清水 信次
辻調クループ代表、辻調理師専門学校校長 辻 芳樹
タカラトミー社長 富山 幹太郎
湯主一條社長 一條 達也・千賀子
英ダイソン社創業者・チーフエンジニア ジェームズ・ダイソン
ネスレ日本社長兼CEO 高岡 浩三
黒木本店社長 黒木 敏之
一蘭社長 吉冨 学
兵庫県立美術館館長 蓑 豊
グラフィックデザイナー 梅原 真
ライフネッ卜生命保険会長兼CEO 出口 治明
佐賀県武雄市長 樋渡 啓祐
小松ばね工業会長 小松 節子
福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会代表理事 半谷 栄寿

【1章】カリスマに魅せられた男たちの闘争

坂本 孝(レストラン運営・俺の社長、元ブックオフコーポレーション会長)
利他の精神、「俺の」証明

玉塚 元一(ローソン社長)
泥んこで再び挑む大舞台

大西 洋(三越伊勢丹ホールディングス社長)
現場で描く百貨店の未来

飯島 延浩(山崎製パン社長)
製パン王は神を語る

秦 孝之(ジヤトコ前社長、現・日産自動車専務)
リーダー作りに賭ける証明

【2章】血の刻印との対峙

松本 南海雄(マツモトキヨシホールディングス会長)
マツキヨ、次男の野望

清水 信次(ライフコーポレーション会長)
遅れてきた流通革命の雄

辻 芳樹(辻調クループ代表、辻調理師専門学校校長)
世界の和食をより高みに

富山 幹太郎(タカラトミー社長)
玩具3代目の一徹と修羅

一條 達也・千賀子(湯主一條社長)
老舗旅館の宿痾を超えて

【3章】慟哭の果てにたどり着いたヒット

ジェームズ・ダイソン(英ダイソン社創業者・チーフエンジニア)
反抗と孤高の技術者

高岡 浩三(ネスレ日本社長兼CEO)
食品業界の倍速社長

黒木 敏之(黒木本店社長)
時代を奏でる蔵人の孤独

吉冨 学(一蘭社長)
ラーメンと苦悩の系譜

蓑 豊(兵庫県立美術館館長)
「超集客力」で街を変える

【4章】辺境の地から吹く新しい風

梅原 真(グラフィックデザイナー)
辺境のドン・キホーテ

出口 治明(ライフネッ卜生命保険会長兼CEO)
生保のカーネルおじさん

樋渡 啓祐(佐賀県武雄市長)
フェイスブック市長の野望

小松 節子(小松ばね工業会長)
素人社長、27年の戦い

半谷 栄寿(福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会代表理事)
「逃げ出すんじゃない」

内容説明

「旗手たちのアリア」。それは激動の時代に輝く人々の半生を綴った抒情詩。溢れんばかりの情熱と憤怒、悲しみを胸に秘め、過酷な宿命と対峙しながらも、人々を束ね、信じた道へ突き進む、日本のトップ経営者20人。その知られざる半生を振り返れば、リーダーはみな「過剰」だった―。

目次

1章 カリスマに魅せられた男たちの闘争(レストラン運営・俺の社長、元ブックオフコーポレーション会長 坂本孝―利他の精神、「俺の」証明;ローソン社長 玉塚元一―泥んこで再び挑む大舞台 ほか)
2章 血の刻印との対峙(マツモトキヨシホールディングス会長 松本南海雄―マツキヨ、次男の野望;ライフコーポレーション会長 清水信次―遅れてきた流通革命の雄 ほか)
3章 慟哭の果てにたどり着いたヒット(英ダイソン社創業者・チーフエンジニア ジェームズ・ダイソン―反抗と孤高の技術者;ネスレ日本社長兼CEO(最高経営責任者) 高岡浩三―食品業界の倍速社長 ほか)
4章 辺境の地から吹く新しい風(グラフィックデザイナー 梅原真―辺境のドン・キホーテ;ライフネット生命保険会長兼CEO(最高経営責任者) 出口治明―生保のカーネルおじさん ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Micky

3
図書館で借りた本。本屋であればこのタイトルでは手に取らないでしょう。独特の感性を持った経営者を丁寧に取材している。経営者20人を取り上げており、通常この人数では一人一人の本当の姿がわからずつまらないことが多いが、今回は納得するものがあった。こういう構成の本の場合、あまり興味のない記事や経営者も目を通すことになる。ここがポイントで、今回は例えば兵庫県立美術館の簑館長などまず目にも止めない。しかし彼の経営者スタンス、発想など所謂美術館の利益無視の常識を覆してしまう。納得できました。2016/05/13

Kazuo Ebihara

2
2011年、震災直後に日経ビジネス誌で始まった 人物コラム「旗手たちのアリア」。 本書は、その中から経営者20名をセレクト。 激動の時代を生き抜いた彼らの生き様や、 心の内を丹念な取材を重ねて描いた。 山崎製パン社長、タカラトミー社長、一蘭社長、 黒木本店(百年の孤独)社長、武雄市長の章がピカイチ。 日本を代表する企業のリーダーに、 何で、英国のジェームズ・ダイソンがいるんだ。アリァ。 2015/01/31

つる

0
日経ビジネス連載の「旗手たちのアリア」の経営者関連の記事だけを再編集したもの。日経ビジネスの中ではこの連載が結構好きだったことやたまたま仕事中に関連記事を見つけたこともあり、読んでみた一冊。こうしてテーマ連載だけをみてみると、記事の対象となってる経営者の経歴や人柄、行動とそれを記す記者両方揃って初めていい記事ができるということがよく分かった。書く側と書かれる側双方のバランスが大事なんだろうなと。個人的に記事も中身も好きだったのは、辻芳樹(辻調グループ)、一條達也・千賀子(湯主一條)、高岡浩三(ネスレ)、蓑2015/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9111260
  • ご注意事項