ユーザーのためのシステム開発の見積もり評価

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ユーザーのためのシステム開発の見積もり評価

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822277352
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

『ダメな開発会社はこう見抜く

発注プロセスの王道を紹介』



システム開発プロジェクトにおける見積もりの進め方や技法は、ここ数年でずいぶん整備が進んできました。

ところが提案・見積もり段階におけるユーザーとベンダーのトラブルは相変わらず続いています。

ユーザーは「ぼったくられる」と感じる一方、ベンダーは「買い叩かれる」と感じているからです。

これを防ぐには、まずユーザー側が発注プロセスの王道を押さえることが大切です。

本書では、ユーザーがベンダーにシステム開発を発注するための見積もり評価に焦点を当てて、

見積もりへの納得感をお互いに高め、プロジェクトを成功に導くにはどうすればよいかをまとめています。

良い開発会社を見抜く1冊としてご活用ください。

【第1章】見積もり評価とは

3段階ある提示タイミング、概算見積もりが評価の対象



【第2章】機能要件の評価(前編)

成果物スコープの妥当性評価、メトリクスの良しあしを知る



【第3章】機能要件の評価(後編)

FPの根拠や手順を確認、計測しにくい分野も知ろう



【第4章】工数の評価(前編)

工数算出の生産性に着目、公開情報を活用しよう



【第5章】工数の評価(後編)

WBSで作業の漏れや役割を確認、期間の評価は計算式を使おう



【第6章】価格の評価

六つの比較で値頃感をつかむ、予備費は3点見積もり法で評価

内容説明

ダメな開発会社はこう見抜く!機能・工数・期間・価格の評価方法を知ろう。発注の手順もやさしく解説。

目次

第1章 見積もり評価とは(3段階ある提示タイミング;概算見積もりが評価の対象)
第2章 機能要件の評価(前編)(成果物スコープの妥当性評価;メトリクスの良しあしを知る)
第3章 機能要件の評価(後編)(FPの根拠や手順を確認;計測しにくい分野も知ろう)
第4章 工数の評価(前編)(工数算出の生産性に着目;公開情報を活用しよう)
第5章 工数の評価(後編)(WBSで作業の漏れや役割を確認;期間の評価は計算式を使おう)
第6章 価格の評価(六つの比較で値頃感をつかむ;予備費は3点見積もり法で評価)

著者等紹介

初田賢司[ハツダケンジ]
日立製作所プロジェクトマネジメント統括推進本部本部主管。1980年、日立製作所入社。製造業のSEを経てソフトウエア生産技術の開発に従事。現在はPMO(Project Management Office)に所属し、プロジェクトマネジメント分野のエンジニアリング化に取り組む。日本ファンクションポイントユーザ会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牧神の午後

4
システムの稟議をあげるときに一番問題になるのは、「で、本当にそれだけ金がかかるのか?もっと安くならないのか?」という質問への答え。いや、そんな簡単に答えを出せるなら苦労はないわけで。スコープをちゃんと決定して機能から規模を把握して、非機能要件も取り込んだ上で工数考えて、で金額をはじく。それらのプロセスにはいろんな智慧を使っていきましょう、という当たり前ながら王道な解説を改め再確認です。2017/08/31

kimishooooow

2
見積もりにも色々な方法があり、具体例も記載されていてよかった。 個人の事情により読む終わるまでに時間がかかってしまったが、普通に読めばサクッと読めると思う。2016/05/29

kuma-kichi

0
ユーザー目線での見積もりの本。ベンダーから見れば、不通といえば普通。2021/02/07

たこ焼き

0
本来詳仕が終わらないと正確な見積もりはできない。提案された内容の価格や人月をみるのでなく、どのような根拠でそれらの見積が出されたのかの質を評価し、それが妥当かどうかみる。見積が過小でも過大でもいずれこまるのはこちらなのである。見積から設計は始まっているがベンダーは受注していないのに工数をかけて設計はできないので、現実的にはこれくらいの規模のものをつくる、というざっくりした合意をとる。生産性はベンダーの技術力だけでなく、ユーザー側との調整も含まれる。お互いの信頼があれば予算を開示して見積もりを出すのもあり。2019/10/01

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