出版社内容情報
IoTやビッグデータ、25の先端技術で次のビジネスを拓け！
ビッグデータやIoT（Internet of things）を合言葉に、世の中にあるすべての情報やデータを活用しようという機運が高まっています。情報やデータを集めて決まりきった処理を施すだけならば、これまで蓄積してきたエレクトロニクスやICT（Information & Communication Technology）技術で済むかもしれません。しかし、集めた情報やデータを適切に処理してそこから付加価値を生み出してマネタイズにつなげるには、新たな仕組みやそれを支える技術が必要です。
世の中にあるすべての情報やデータを活用するわけですから、それらを利用する仕組みや技術が多岐に亘ることは容易に想像が付きます。付加価値創造やマネタイズが必須と言われても、どこから手を付けたら良いか分からないという声がよく聞かれます。そうした状況の打開を狙って、日経エレクトロニクスと日立製作所が手を組んで１冊の書籍にまとめました。それが「稼ぐビッグデータ・IoT技術 徹底解説」です。
ビッグデータやIoTに関わるエンジニアの方やそのマネージャーの方、ビッグデータやIoTで重要な技術を知りたいICT関係者の方、そしてビッグデータやIoTでマネタイズが可能になる技術的な裏付けを欲しい方に、最適な書籍です。早めにご覧になり、ビッグデータやIoTで一歩先に進みませんか！
【第1章】総論
ビッグデータとIoTの本質
顧客協創とビッグデータ
社会イノベーションとビッグデータ
【第2章】先進事例
サービス分野におけるヒューマンビッグデータ活用
物流分野におけるロジスティックビッグデータ活用
交通分野における移動情報ビッグデータ活用
電力分野におけるエネルギービッグデータ活用
ヘルスケア分野における健康情報ビッグデータ活用
保守サービス分野における機器稼働ビッグデータ活用
生産システムにおける物流・製造ビッグデータ活用
開発・設計におけるエンジニアリングビッグデータ活用
評価・検証における実機計測ビッグデータ活用
【第3章】次世代基盤技術
リアルタイムセンシング
センサーノード
センサー無線ネットワーク（1）―M2M
センサー無線通信ネットワーク（2）―自動検針システム
バックエンドネットワーク処理
高速データ処理
I/O処理技術
大規模データ向けデータベース技術
時系列データリアルタイム処理基盤
センサー時系列データ分析基盤
インメモリー分散処理
JP1サービスレベル監視・運用自動化
微細化限界を見据えた新デバイス
情報・知識の抽出
IT端末操作ログデータ分析技術
地理空間情報処理技術（1）―インフラ保守管理向けレーザー計測の活用
地理空間情報処理技術（2）―広域空間の状態把握のためのリモートセンシング技術
画像処理
言語・文書処理
非構造化データ処理
音声インターフェース
センサーデータからの異常検知
広域社会インフラ設備保守業務の最適化技術
セキュリティー・プライバシー保護技術
匿名化技術
秘匿情報処理技術
ビッグデータ応用セキュリティー技術
ストレージ
フラッシュストレージ技術
新ストレージ仮想化技術
ファイル仮想化技術
光ストレージアーカイブ―現世代はBD、次世代はホログラフィック
【第4章】トレンド
ビッグデータの本質―“どこでもセンサ”時代の到来
M2M再発見
データセンター協奏曲―電力削減を支えるハードの進化
1兆個センサー社会、始動―集めるほど価値を生む、新ビジネス誕生の好機に
