目次
1 被災地を駆ける(紙の教会(1995年)
「一般の人のために働くのは自分を磨くトレーニングだ」 ほか)
2 建築家・坂茂の実像(ラグビー少年が「建築家」になるまで;坂事務所リポート1988 ほか)
3 進化する紙管建築(小田原パビリオン(ときめき小田原夢まつりメーン会場ホール)(1990年)
紙のログハウス(1995年) ほか)
4 素材・技術を形に(羽根木の森(1997年)
9スクウェア・グリッド(1997年) ほか)
5 木の挑戦(ポンピドー・センター・メス(2010年)
ナインブリッジズゴルフクラブハウス(2010年) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bb
8
建築家・坂茂について、TED(http://www.tedxtokyo.com/talk/ban/ )の次に読むべき比較的詳しめの本。阪神や東北の震災における間仕切り・仮設住宅といった社会貢献の側面が目立つが、紙や木といった素材の特異性もすごく面白い。例えば表紙写真にあるスイスの木造ビルでは、連結部分が回転しないよう楕円形になっている。同じ木造でも古来の寺社建築とは別の考え方に基づいているようだ。他の建築家とは明らかに居住まいが異なっていて、理論と実践、思想と行動が両立しているのは本当に尊敬する。2015/04/01
bb
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紙管は、防水加工とかは簡単にできるのかな?2013/03/29