内容説明
どん底のコマツを復活させた!坂根正弘相談役の「ダントツ経営論」。「日経ビジネス」経営教室シリーズ第3弾。
目次
プロローグ 「見える化」の達人は未来を読む
1時間目 「ダントツ経営」への道 「ないと困る」会社を目指せ
2時間目 「見える化」が強くする 本質を見極める力を養え
3時間目 為替に負けない生産 日本の強みをフル活用
4時間目 世代を重ねて進化する 有言実行が強さを生む
解説 世界に冠たるイノベーター、坂根正弘の神髄(米倉誠一郎・一橋大学イノベーション研究センター教授)
著者等紹介
坂根正弘[サカネマサヒロ]
1941年島根県出身。63年大阪市立大学工学部卒、小松製作所(コマツ)入社。89年に取締役。コマツドレッサーカンパニー(現コマツアメリカ)社長などを経て2001年に社長に就任した。2007年に会長、2013年4月から相談役。コマツを世界的な高収益企業に変えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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所沢
5
本質が見えれば問題の半分は解決したようなものである。自分で情報を収集して問題の本質を見極める重要性を感じた。2016/03/23
くまねこ
4
会社の強さ・弱さを見える化し、強いところを「ダントツ」にもっていくように舵取りする、経営者視点の本。多岐にわたる製品・サービスをまんべんなくアピールせずに、ある程度注力していく必要があるのだな、と思いますね。その前に「うちの強さはどこなのか」を徹底的に洗いださねば…!2016/12/06
芸術家くーまん843
4
『「経営」が見える魔法のメガネ』坂根正弘・著 日経BP社どん底のコマツを救い、「コムトラックス」で大逆転した坂根正弘・現コマツ相談役による経営論。「コムトラックス」というのは、コマツが売った車両の位置や稼働時間、稼働状況などの情報が得られるシステムのことで、開発のきっかけは、じつは1990年年代後半に日本で起こった盗難事件だったそうです。<郊外にある無人のATM(現金自動預払機)を建機で建物ごと破壊し、中に入っている現金を盗み出す。こうした事件をニュースで見た記憶のある方もおられるだろう。蛮行に使われたの2013/07/23
天切り松
3
強みを徹底的に強化するための見える化。人のベクトルを同じ方向に向けることができるのが名経営者。2013/07/13
成瀬将虎
2
以前から知っていたが、著書を読むのは初めて。実績のある人の言葉にはぶれがない。シンプルだけど力強い内容。2013/09/05