内容説明
豊臣秀吉の死後、天下の野心を再燃させ、豊臣政権内の武断派を通じて着々と力を蓄える徳川家康に対し、その野望を阻止すべく短期間に日本の半分の大名を掌握した石田三成の手腕。かくして関ヶ原での決戦を引き起こした石田三成の本懐とは、なんであったのか…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
1
読了日不明
BIN
1
石田三成のいいところを書いた小説。三成嫌いが甚だしい加藤清正を単純バカのように書いているので、清正公が好きな方にはお勧めしない。超自信家で平懐者っぷりはあまり見られない。やはり義に生きる人間は魅力的、なんかますます家康嫌いになってきた。2012/01/26
はる
0
三成の義がわかる本。 確かに、家康は、関ヶ原以降、三成のような家臣を望んでいたと思う。 利では動かない家臣を。 義一筋に生きた三成だと思います。関ヶ原で千なり瓢箪をかがげれば、違う結果になっていたかも。2014/06/14
美亜希
0
多少美化されているようなきらいもあるが、三成の目線中心で構成されているのであれば致し方ないかなと思う反面、『利』で動いていない分「うわぁコイツ素でやってんだぁ…」と感じるところもしばしば。あくまで三成の生涯を追っている作品なので、他の武将の詳細があまりにもあっさりなのは仕方ないが、三成好きの人(あと左近と吉継)にはもう本当にたまらない一冊。かっこいい、というよりは可愛い感じの人でした(笑うところ)。ただ惜しむらくは、関ヶ原に参戦したのは長宗我部盛親であって、元親は既にお亡くなりになっている筈だが…。2013/06/28
美代子
0
三成の生涯をわかりやすく、書いている。三成がすこーし美化されて書かれているが、三成好きとしては問題ないです。こうだったらいいな!という部分が描写されていて、満足。吉継との出会い、左近を仕える時の会話、秀吉の死の瀬戸際に三成とした会話、慌てる家康、最期の三成などなど わかりやすかったので、おすすめです。2013/06/02
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