知られざる職種アグリゲーター―5年後に主役になる働き方

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知られざる職種アグリゲーター―5年後に主役になる働き方

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822274177
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

目次

第1章 個人と企業の問題は一度に解かなければならない
第2章 企業経営を変える三つの武器I・C・M
第3章 硬直化した企業組織をどうやって壊せばいいのか
第4章 アグリゲーターが活躍する時代
第5章 アグリゲーターを生み出す組織
第6章 イノベーションパワーを拡大する七つの要素
第7章 「人財育成」と「イノベーション」は同時に進めよ
第8章 二〇三〇年 社会、企業、働くワタシ

著者等紹介

柴沼俊一[シバヌマシュンイチ]
シグマクシスパートナー。1995年、東京大学経済学部卒業。日本銀行に入行し、国内・海外エコノミストとして活躍。経済産業省に出向し、産業金融政策にも携わる。その後マッキンゼー・アンド・カンパニー、かざか証券にて企業変革および再生に携わり、現職。コンサルティング・事業開発支援・M&Aアドバイザリーに従事。ペンシルバニア大学ウォートンスクールにて経営学修士取得。現在、グロービス経営大学院教授

瀬川明秀[セガワアキヒデ]
日経ビジネス副編集長。日経BPビジョナリー経営研究所主任研究員。1990年早稲田大学大学院理工学研究科修了後、日経BP社入社。日経ビジネス、日経新聞産業部、日経ベンチャーなどを経て、複数の媒体立ち上げを担当。現在は、日経ビジネス、日経ビジネスオンラインで執筆・編集。研究所での担当分野はデジタルコミュニケーションとスタートアップ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

26
ピラミッド組織はナポレオン軍制が起源。革命後、周辺国から干渉されたフランスは、国民軍を組織した。軍人は次々に死んだのでピラミッドの形は適正に維持され、革命の成果は欧州全域に定着した。一方、フラット型組織の例は織田信長の方面軍。多様性を容認し、リーダーシップを徹底させるには適している。「アグリゲーター」とはフラット型組織内のリーダー。組織は環境に適応すべきだ。5年前はフラット型が理想と見えた業界も、今ならピラミット型が効率的かもしれない。環境変化に合った組織を選択し、自らを素早く変えられる者だけが生き残る。2018/02/08

sayan

16
7月13日(金)に2017年の就業構造基本調査が発表された。そのデータをもとにあるブログでは40代前半(44~44歳)の所得中央値が、472万円(2017年)で524万円(1992年)から50万円も減っていると推計した。本書は2013年に「5年後に主役となる働き方」と銘打ち、アグリゲーターという言葉をもって論じている。著者が提唱する考えに共感は覚える。ただ個人の変化に重きをおく主張は、いま人財として自身に投資する余裕がないなかで、どこまで説得力あるのか。発表統計データを見ながら少し暗澹たる気持ちになった。2018/07/14

ひろき@巨人の肩

14
リンダ・グラットン著「ワークシフト」が素地となっている感じ。情報技術を視点では、企業と個人の力関係が変質し、旧来型のニュートン型組織は機能しなくなる。よって水平的なダーウィン型組織へ再構築した企業が生き残る。そこでは個人の働き方も変革し、アグリゲーターの能力が必要となる。前半部は非常に参考になった。ただアグリゲーター万能説を説く後半は少し助長だったかな。2016/11/12

Koichiro Minematsu

13
図書館本。自分に足らない、または必要なリソースをかき集め、自分自身の意思決定で自由に変革していく。そんな人材が2020年以降、いや、これからの組織、企業を支えていくのだろう。価値観を変えたり、見方を多次元にできる。働き方も良い方に変わるだろう。2017/05/06

Michi

9
面白いよ、ってオススメしたい本。多分、購入。働き方が生き方に近づいてきた、ということでしょうか。パラレルキャリア時代の到来。2014/09/08

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