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出版社内容情報
高校入学を機に一人暮らしを始めた渡良瀬が出会ったお隣の美女。毎日のようにご飯やゲームのお誘いがきて、夢の高校生活の幕開けかと思ったら。どこからどー見てもエルフなんだけど!?
内容説明
「肉じゃが作り過ぎちゃったので、よかったら…」高校入学を機に一人暮らしを始めた日、お隣さんからおかずのお裾分け。彼女の名は森江ルフ。誰もが認める超絶美人だが、どこからどー見ても耳が長い、いわゆる『エルフ』。―なんで!?「部屋でゲームしませんか?」「食べ物を…分けてください」「一緒にご飯作ってると、新婚さんみたいだなって」“清楚”なイメージと違ってルフさんはゲーオタで酒好きのニート。そんな彼女は、何かと俺を誘ってきて…。二人でご飯を食べて、触れあう近さでゲームして、温泉で浴衣姿の彼女から抱きつかれる。ダメエルフ彼女とのほのぼの日常生活!
著者等紹介
福山陽士[フクヤマハルシ]
第29回ファンタジア大賞入選。岡山県出身。9月2日生まれのRh-A型(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
高校入学を機に一人暮らしを始めた渡良瀬亮駕。そこで隣に住むゲーオタで酒好きなニート森江ルフに懐かれるようになっていくほのぼの日常生活。どう見てもエルフなのに周囲が疑問を抱かないことに首を傾げながらも、おかずのお裾分けをもらったり、ゲームに誘われたり、なぜか女子会にも招待される亮駕。同じアパートに住む天然な同級生水瀬や友人の早崎、ルフのお世話係コンビなど個性的なキャラたちとの賑やかな日々が描かれる中で、ルフの事情も明らかになっていきましたけど、危機的状況を乗り越えた彼らの物語をまた読んでみたいと思いました。2024/10/19
まっさん
15
★★ 高校入学を機に一人暮らしを始めた朝。お隣さんへご挨拶をと扉を叩き、出てきたのはまるでエルフのような美貌を持つ森江 ルフさんだった。周囲の人は特に違和感を覚えていないらしく、こちらの地域ではこれが普通なのかと混乱する僕を前に、彼女はお裾分けをくれたりTVゲームに誘ってくれたりと普通の日常を過ごす。果たして彼女は何者なのか、そしてなぜ現代に住まうのか。ダメダメエルフとのほのぼの日常生活が始まる… まずまずといったところ。正直中盤まではヒロインをエルフにする理由がビジュアルを異種族ヒロインにしてウケを→2025/03/09
真白優樹
13
かつて目撃した謎の作品に魅入られ進学先を選んだ少年が一人暮らし初日、エルフにしか見えぬ隣人に出会い始まる物語。―――仄かな触れ合い、そこに根付くは感謝と恩。 お隣のエルフと双子幼女と関わったり、アパートの面々で交流したりする中で少しずつ、彼女の想いに迫っていく物語であり、過去を知っても変わらないと互いに協力し大きな局面を乗り越えていく、仄かな甘さと一筋の熱さが魅力的な物語である。難局を乗り越え、大きな恩も返し終わって。だけどこの世界で続いていく日々は、どんな方向へ進むのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/10/21
ラノベの王女様
8
駄作ってわけじゃないけど、「ただ会話してるだけ」なシーンばかりで読んでて辛いわね。 読書メーターで何人か指摘してるように、盛り上がりが無さすぎる。2024/11/06
leo18
7
誰も指摘しないけどお隣さんがどう見てもエルフ、という出落ちネタ以上のものはなかったかなあ。キャラも弱いし盛り上がりに欠けるか。2024/10/29