中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822274146
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0031

内容説明

韓国はなぜ、中国と一緒になって日本を叩くのか?米国から離れて中国ににじり寄るのか?「北の核」に心を躍らせるのか?ガラリと変わる東アジアの勢力図を読み切った日経ビジネスオンラインのトップコラムを書籍化!池上彰氏らとの特別対談も収録。

目次

プロローグ 中国の空母が済州島に寄港する日
第1章 「中国」ににじり寄る「韓国」の本音
第2章 「日本」を見下す「韓国」の誤算
第3章 「米国」と離れる「韓国」の勝算
第4章 『妖怪大陸』を見つめる日本の眼
エピローグ 結局は「中国とどう向き合うか」だ

著者等紹介

鈴置高史[スズオキタカブミ]
日本経済新聞社編集委員。1954年、愛知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。77年、日本経済新聞社に入社、産業部に配属。大阪経済部、東大阪分室を経てソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~03年と06~08年)。04年から05年まで経済解説部長。95~96年にハーバード大学日米関係プログラム研究員、06年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。「中国の工場現場を歩き中国経済のぼっ興を描いた」として02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mazda

26
韓国が反日を続ける理由が、本当のよく理解できました。韓国は、中国にもアメリカにもいい顔をしておきたい。中国が恫喝してきたら素直に言うことを聞くけど、アメリカが来た場合は、日本が竹島や慰安婦のことで問題を起こすから、言うことを聞きたくても聞けません、という対応で乗り切るためだそうです。どちらも手玉にとって乗り切ろうとしているようですが、最近はどうもうまく行ってないようですね。でも、もう日本は助けないので、自力で頑張ってほしいと思います。2017/02/17

西澤 隆

3
いくら恨(ハン)の文化とはいえ好き嫌いや感情論だけでみんながあんな具合に考えるのはやっぱり理解しにくい。それだけになぜ韓国がこう振る舞うのかを韓国だけではなく東アジア全体の経済的・軍事的なパワーバランスから俯瞰する本書の結論「世界政治は再び地政学に左右される時代になった」は説得力があった。西洋的資本主義とはちがう論理で動く超大国と陸続きであるということの圧力の大きさがもたらすものの大きさ。各国の関係性で語ればちがう答えが見えてくるという提案。池上彰ほかとの対談も秀逸。いわゆる「嫌韓書」とは一線を画す一冊。2013/09/18

Uzundk

2
冷戦が終わって地政学で語られる力学に乗っ取った外交戦争がすでに始まっているという話。大変興味深かったし、中国には逆らえない韓国の視点も初めて気が付いた。生き残るために「時代精神」にのるという韓国の特性は、形は違えど空気感を認める日本とも似ていると理解した。確かに勢いがあるのは間違いなく中国だろう。韓国と中国の強硬な反日そのものに捕らわれてはいけない。合理性だけでは分からない統治故の落とし処を探った結果の反日だと理解しなければ、グレートゲームの駒になることを良く理解しなければならない2014/09/07

ソルト佐藤

2
連載中から興味深く読んでいた。マスコミも、そろそろ本当の韓国を報道するようになってきたのかもしれない。とネトウヨ的に云ってみる(笑 だが、この本は、そんな煽り的な本ではなく冷静なのは、反日、離米の下に隠された「恐中」「卑中」の精神を看破する部分。イデオロギーの時代から、再び地政学の時代へ。作者の視線は鋭い。ただ、北朝鮮をてなづけれなかった中国もあり、現実は作者の想定よりも複雑になってくる。その中で、半妖怪「ネズミ男」はどのような行動をとるのか。我々日本への匕首ともなりえるだけに、気をつけなければならない。2013/03/03

一龍

2
多くの日本人が韓国の立ち位置を見誤っている。韓国は強い反日感情を持ってはいるが、アメリカと同盟を結んでいる以上、日本とは軍事的には準同盟国であり、米中間、もしくは米北朝鮮間で戦争が起こればアメリカ側に立つと多くの日本人は思っているだろう。しかし、長い歴史の中で地政学的に常に中国の歴代王朝に押さえつけられてきた韓国は、中国の台頭とともに冊封体制に戻ることになるだろう。 激変する東アジア情勢と今後の日本の進路を検証する本書は、日本のアジア外交の今後に一石を投じるものである。 韓流ドラマやアイドルに浮かれるのは2013/03/02

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