出版社内容情報
世界のエレクトロニクス市場を掌握していた日本のオリジナル技術を解説するとともに、HDD市場での覇権を握れなかった理由を解き明かす。
内容説明
潰えた勝利の方程式。必勝の体勢で挑んだ。傑出した研究開発成果も多く生まれた。これで勝てるはずだった。しかし、日の丸HDDいまだ浮上せず。その謎から日本の課題がみえてくる。
目次
第1章 開発史―米国発の巨大産業、「HDD」国内メーカーはいまだ覇権握れず
第2章 挑戦と挫折―「勝利の方程式」が機能せず 新技術は生まれるも、ビジネスでは惨敗
第3章 成果1 磁気記録方式―東北生まれの垂直磁気記録方式 多くの苦難を乗り越えてHDDの主流に
第4章 成果2 磁気ヘッド/ディスク媒体―どっこい、めっき技術は生きていた いまもHDD産業を支える存在に
第5章 成果3 再生ヘッド―国内企業の活躍でTMRヘッドが実用へ IBMの呪縛が解ける
第6章 分析と提言―国内メーカーはHDD市場の覇権握れず 原因は技術ではなく、企業の組織形態
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