ミュージカル俳優という仕事

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ミュージカル俳優という仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822272579
  • NDC分類 775
  • Cコード C0076

出版社内容情報

井上芳雄が、仕事への熱い思いや俳優として生きていく覚悟を語った、初めての“お仕事本”です。
『エリザベート』での鮮烈なデビューから、ストレートプレイにも積極的に挑戦、
CD制作やコンサートの音楽、ドラマ・映画といった映像にも活動の幅を広げて、
ミュージカル俳優として独自の道を切り拓いてきた井上芳雄。その歩みに沿って、
当時の心境や得たものを振り返ると共に、ミュージカル俳優という仕事の独自性やメンタリティー、
演出家や俳優仲間との交流、プライベートについての考え、ファンとの関係、
将来への夢などを語っています。

★初回限定特典「写真A」付き
※初回特典はなくなり次第終了とさせていただきます。ご了承ください。
※内容は変更になることがございます。
※『ネット書店限定 初回限定特典「写真B」付き』
 『ネット書店限定 初回限定特典「写真C」付き』もございますので、
 そちらの商品もあわせてご確認ください。

内容説明

初めて語る、仕事への思い。俳優として生きていく覚悟。

目次

第1部 ミュージカル俳優にあこがれて(『キャッツ』で開眼、米国での孤独と帰国後のレッスンの日々;藝大在学中に『エリザベート』のルドルフ役で鮮烈デビュー ほか)
第2部 ミュージカル俳優としての転機(大きな転機となった『組曲虐殺』での小林多喜二の言葉;海外の演出家との仕事で感じた、演劇カルチャーの違い ほか)
第3部 ミュージカル俳優の仕事場(ミュージカル俳優という人種は体育会でラテン系;長いセリフや舞台上の動きはどうやって覚える? ほか)
第4部 ミュージカル俳優も1人の人間(主役といっても、将来のことを考えると不安がいっぱい;僕の約束ごと、ファンとのつきあい方にもルールあり ほか)

著者等紹介

井上芳雄[イノウエヨシオ]
1979年7月6日生まれ。福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。大学在学中の2000年に、ミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役でデビューを果たす。以降、舞台を中心に活躍し、主役を務めたミュージカルは高い評価を受け、いずれも再演につながっている。ストレートプレイにも挑戦しており、また、CD制作、コンサートなどの音楽活動にも意欲的に臨む一方で、近年ではテレビ・映画など映像にも活動の幅を広げている。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞ほか多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひほ

27
私が井上芳雄というミュージカル俳優を知ったのがモーツァルトの一番最後の公演のころ。もうその頃は堂々とした風格が備わってた気がしたのだけど、その前は普通にいろいろ悩んだりしてた部分もあり素の井上芳雄が垣間見れて楽しかったです。それにしてもエリザベートが・・・2019/11/16

Naho Sotome

5
【2016年33冊目】ミュージカル俳優井上芳雄による、エッセイ。彼のミュージカル俳優になるまでのエピソードと、彼のミュージカル論が書かれている。プリンス感が全体的に漂うけど、冷静に自分や周りを見つめている部分もあって、やはり俳優だなと。「やはりミュージカルの原点は思いや願いを伝えることだと思うし、それは今も変わらない僕の原点です」「結局のところ、僕たちは技術職なんです」「批評は、そのジャンルが成熟していくために絶対に必要なもの」2016/02/29

Kavi

4
彼が演じる役やTVで見せる顔とはまるで逆な素の井上芳雄。素直で、吸収が早く、思慮深く、注意深く、慎重な努力家。おそらくミュージカル俳優を目指している未成年者でも理解できるように柔らかい言葉を選んで書かれている。「人に心を開かない」と言いながら、ここに書かれているのは赤裸々で、自分の内面をよく見つめ分析している。「毒を吐く」と言われるけど、率直で天然で努力家だからこその発言だと感じた。結婚したことで、もっと力を抜いて他人を信じることが出来れば、この先ずっと活躍できる人だと思う。ますます興味がわいた。2016/09/09

Makoto

4
みーんな挫折して、みーんな努力してるんです。意外と闇が広がってて面白かった。2016/07/15

LNGMN

3
ミュージカル界のトップスターによるエッセイ。半生だけでなく、彼自身の演技論やミュージカル論なども、かみくだかれた言葉で書かれているので、読みやすい。舞台俳優なんてステージ上での華やかな一面しか見えてこないものだけれど、演技への苦悩や、他の役者への嫉妬、ミュージカル興行の不安定な現実といった、その幕の裏側まで綴られている。どの文章からも、ミュージカルへの深い愛情が伝わってくるので、より一層、彼の舞台を観るのが楽しみになった。2018/06/19

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