内容説明
変化し続ける40年を自ら語る。主要建築アーカイブ・図面も明細。
目次
1 「呼吸する建築」へ(2007年以降)
2 伊東豊雄ができるまで(1941‐1986年)
3 「浮遊」の時代(1987‐1993年)
4 コンペティションの時代(1994‐2001年)
5 「新しい幾何学」の時代(2002‐2006年)
6 伊東流発想術・組織論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
283
巻頭の多摩美術大学図書館(とりわけ内部)を見て思うのは(おそらく誰もがではないか)そこに作り出された空間がガウディのそれを思わせることだろう。そして、高尾ワールドゲームズメインスタジアムにしても、あるいは他の建築物にしても、この人の造型はコンクリートの建造物でありながら、曲線が強く主張しているのである。日本もこんな建物を許容するのだから、まだまだ捨てたものでもないかなという気さえする。また、後半で紹介されているものの中には潜水艦や飛行機の翼をイメージさせるものもあり、実に多彩、多様な建築世界である。2024/02/26
ぽをる
2
時代を代表する一人の建築家が歩んできた苦悩と挑戦の歴史が刻まれたエポックメイキングとなる作品が集められた一冊。建築関係の人には勿論のこと、一般人の人にもぜひとも読んで欲しい一冊だ。この本には現代の建築全てが詰め込まれている、と言っても過言ではない。2010/11/25
christinayan01
1
現代建築の頂点を極めるひとりである伊東さんの代表作が詳しく紹介されている。インタビューなどもありより多くの人に読んで欲しいと思う2016/01/17
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