内容説明
工事の手戻りや災害に結びつく地すべり地を見逃さない。38のトラブル事例にみる調査・設計の着眼点。
目次
地すべり地形を見逃すな
古い地すべりが隠れている
地すべり中央が最も深い?
意外に効果のない排土対策
掘削の障害になる陥没帯
受け盤でも崩壊は起こる
自然斜面に潜むトップリング
土塊動かす頭部亀裂の水圧
切り土の数年後に「遅れ破壊」
予測が困難なクサビすべり
予測可能な地すべりダム
地すべりの崩壊時刻を予測
程よい丘陵は地すべりの恐れ
発生時期の予測難しい落石
岩盤崩壊の前兆を観察する
小規模でも危険な表層崩壊
深層崩壊は計測監視で警戒
小渓流で見逃し多い土石流
低地は液状化と地盤沈下に注意
著者等紹介
上野将司[ウエノショウジ]
1947年生まれ。69年に北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業後、応用地質に入社。大阪、福岡、岡山、高松などで勤務。95年に技術本部(現・エンジニアリング本部)に配属になり、斜面防災部長、道路部長を経て、2000年から技師長。専門は斜面防災。博士(工学)、技術士(建設・応用理学部門)、上級マップリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- はじめてのようちえん