内容説明
頭の中の「偶然」に賭けてみよう、それは成功をもたらす「必然」になる。
目次
第1章 現場人へ
第2章 指揮官へ
第3章 指導者へ
第4章 経営者へ
第5章 老若男女へ
第6章 野球界へ
著者等紹介
豊田泰光[トヨダヤスミツ]
1935年2月12日茨城県生まれ。52年、水戸商業の遊撃手として甲子園に出場し、開会式で選手宣誓。翌年、西鉄ライオンズに入団し、新人王に。56年から西鉄の3年連続日本一に貢献し、首位打者や日本シリーズMVPなど数々のタイトルに輝く。日本シリーズの通算打率は3割6分2厘。オールスターに10回出場し、その平均打率は3割2分1厘。チャンスに強い打者として多くのファンをひきつけた。69年に現役引退。近鉄バファローズのコーチを経て、72年から評論活動に入る。2006年1月に野球殿堂入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゃんしゃん
4
新聞で著者の本が取り上げられていた。ピリ辛コメントは有名らしい。大学まで野球に明け暮れた身としては面白い見方の本だと思った。極意とは誰かに教えてもらうのでなく、自分なりに発見するものだ。王貞治は「学ぶ相手は、自分以外の全ての人」と言う。おごりなく謙虚な生き方が超一流を作るのだろう。野球とは失敗のスポーツであり、思いやりのスポーツなのだと著者は言う。押し付けではなく気づきこそ成長の因なのかも知れない。2016/09/25
gottender
0
ぜひ、豊田さんの講演を聴いてみたくなった。歯に衣を着せない語り口を講演でもきいてみたい。2010/06/21