内容説明
長年にわたって売れ続けるロングセラー商品のパッケージデザインを一挙収録。誕生から現在までのデザインの変遷が一目でわかる!社会背景や消費者ニーズの変化に、デザインがいかに対応してきたか―。デザイナー、マーケティング担当者のための決定版。
目次
第1章 ロングセラーパッケージの秘密―長寿商品のデザインの変遷(飲料;食品;日用品その他)
第2章 目指せ!ロングセラー―人気商品のリニューアルの舞台裏(短期:売り上げを短期間でアップするリニューアル;中期:ロングセラーを目指してブランド力をアップさせるリニューアル;長期:ロングセラーブランドの活性化を図るリニューアル;再起:再参入、復活のためのリニューアル)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
31
お〜いお茶やボンカレー、サランラップなど、長寿17商品のデザインの変遷(ただし2013年まで)。変えた部分と変えない部分(不易・流行)を端的に示した17枚の図や、誰も気づけないような超微細な改善点の説明もわかりやすい。赤色の牛乳石鹸を少しピンクにしたら売上げ激減などの失敗談も興味深し。変えるべきことと、変えてはいけないことの見極めがキモなんだろう。それぞれの哲学・判断が透け見える点がスリリング。◉ブランド資産の蓄積を目指す小刻みなテコ入れ。デザインには理由があるんだよなあ。2023/02/25
えりっち
14
「ポカリ 瓶だった時があったぁー!」と懐かしくなりました(笑) 劇的にデザインが変わったのは ほとんどなかったです。 商品を考える人は凄いです。2016/09/21
魚京童!
12
発汗により失われた水分と電解質を、水よりもスムーズに補給できる2014/04/18
SKH
12
奇を衒わず、洗練されていくマイナーチェンジ。定番商品の強み。2014/01/18
猫
10
図書館本。ロングセラー商品…ずっとあってずっと目にしてきたものって、言われてみれば変わってる!てものが結構あった。おーいお茶のロゴなんて、言われて写真を見せられてもすぐには分からないくらい(笑)一目でそれとわかるブランド資産は大切に育てつつ、頑固に守るのではなく守る部分は守り時代に合わせる部分は合わせて変わる柔軟さも大事なのだな。ティモテが再発売していることをこの本で知った。2018/07/04