サムライ音楽論

フリードマン，マーティ【著】〈Ｆｒｉｅｄｍａｎ，Ｍａｒｔｙ〉

日経ＢＰ（2009/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 223p／高さ 20cm
• 商品コード 9784822263348
• NDC分類 767.8
• Cコード C0073

内容説明

ニッポンは世界一の音楽王国だ！Ｊ‐ＰＯＰに魅せられて日本に移住した世界的ギタリストが語る日本＆音楽論。バリエーションが豊富、季節感を重視、コンセプト優先で常にお客さん目線…。Ｊ‐ＰＯＰの作り方を知れば、ニッポンのモノ作りの秘密が分かる。

目次

１　マーティが見たここが最高！ニッポン！！（ライブハウスにＣＤ店…日本とアメリカの音楽環境は大違い；作曲法からライブまで…魂が違うＪ‐ＰＯＰと洋楽；コンビニは国を映す鏡。日本のよさも一目瞭然だよ！；タクシーもレストランも好きな日本、１つだけ直してほしいのは…　ほか）
２　人気Ｊ‐ＰＯＰ１００曲＋αを“メタル斬り”（“歌詞を切って歌う”のはカラオケ好きな日本人の特徴；「桜ソング」は、季節に敏感な日本人ならではの発明；スカスカな山下達郎のバラードこそ、ドラマ主題歌の王道；バリエーションが豊富だから、Ｊ‐ＰＯＰ女性ボーカルは最高！　ほか）
３　これもいーじゃん！Ｊ‐ＰＯＰ本当にこれは聴くべき！マーティお薦めの楽曲をどんと紹介
自身のカバーアルバム『ＴＯＫＹＯ　ＪＵＫＥＢＯＸ』を語る

著者等紹介

フリードマン，マーティ［フリードマン，マーティ］［Ｆｒｉｅｄｍａｎ，Ｍａｒｔｙ］
９０年代にヘビーメタルバンド、メガデスのメンバーとなり、アルバムセールス１３００万枚超えの世界的スーパーバンドに導いたギタリスト。その後、Ｊ‐ＰＯＰに興味を持ち、メガデスを脱退。活動の拠点を東京に移し、ミュージシャンやプロデューサーとして活動している。同時に、日本の音楽や日本語の魅力について、外国人やミュージシャンならではの視点で様々なメディアにおいて語っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[13km]

マーティほど音楽を聞いてる人はいないんじゃないかとおもわせるほどのするどい着眼点に思わずうなった。最近の日本の歌手、バンドにたいして70年代の日本の歌謡曲のフレーズが〜とか北欧のメタルや民族音楽の要素が〜とか読んでるだけで世界の音楽、時代の音楽の繋がりがしみ込んできてとてもためになった。好き、嫌いでなら誰でも語れるけど論理的に説明できるマーティの知識と言葉のセンスがすごい。

2012/03/15

[悠希]

図書館本。元MEGADETHのマーティ・フリードマンさんによる２冊目の単行本。 前著のようにJ-POPメタル斬りがメイン。 マーティさんの日本観やJ-POPを日本語カバーしているスコットマーフィーさんとの対談も見物。

2010/05/22

[つけ麺部長]

マーティーさん、日本で一般的な知名度を獲得したなーと思いながら読みました。ギタリストとしての視点からの考察はとても興味深かったです。ちなみに、MEGADETHで最も好きなアルバムはいまだにRUST IN PEACEです！

2016/06/15

[夜の女王]

☆☆☆　日本大好きのマーティの本は楽しく読めるし、Ｊ-ＰＯＰに対する愛と造詣の深さにはホント脱帽。だけど、肝心の音楽が・・・タイトル見てすぐメロディが浮かんでこない！最近カラオケも行ってないし、イマドキの音楽についていけなくなった自分が哀しい・・・

2013/03/21

[ス]

日本人が気づかない日本の良さを教えてくれる、あとフリードマンさん音楽むっちゃ好きなんやなと感心してしまう

2012/07/17